歴史体験~吉田松陰 [歴史]
維新胎動の地、松下村塾があった萩に於いて2泊3日の歴史体験セミナーに参加させていただきました。幕末から明治維新の時代から帰ってきた浦島太郎のような状態です。研修の内容は以下の通りでした。
テーマ『時代の先覚者・吉田松陰~維新の道をひらいた松下村塾』
- 明治維新と吉田松陰(下田踏海、東北遊歴、佐久間象山との出会い)
- 吉田松陰と松下村塾(久坂玄瑞、高杉晋作との書簡)
- 萩における吉田松陰、高杉晋作、久坂玄瑞
- 松陰の言葉をしのぶ
- 女台場見学~男なら
- 吉田松陰の母、杉瀧子に学ぶ~妹千代への手紙から
- 孝明天皇の祈りと吉田松陰
- 久坂玄瑞生誕地、高杉晋作生誕地、野山獄岩倉獄、吉田松陰生誕地、松下村塾、松陰幽囚の旧宅、松陰神社参拝
- 吉田松陰の尊皇思想(黙霖との往復書簡)
- 萩城跡見学
- 前原一誠 留魂の心(萩の義挙)
- 和歌創作
地元でありながら知らないことばかりで恥ずかしくなりました。非常に奥深くまで掘り下げた内容だったので大変勉強になりました。また本物に触れることも出来、なんだか遺伝子が目覚めたような氣もします。一級品の資料をいただいたので、これから一年吉田松陰について学んでいこうと感じました。
吉田松陰から久坂玄瑞への手紙から、現代の私に・・・己の立場で何を為さんとするのかを問われた氣がいたします。研修の中で偶然の一致をいくつも経験しました。自宅に帰ると違うところから講演会の案内がありそのテーマがなんと『吉田松陰』またしても偶然の一致。やはり今の私に学べというメッセージなのでしょうね。
ごくろうさまでした。吉田先生というのは、人を平等にみる見識あるひとだったときいたことがります。得るものがたくさんあった研修だったんでしょうね。
by オオタ (2006-10-09 17:25)
72人の門下生一人ひとりの長所を伸ばし、塾としては2年足らずの間に優秀な人材を輩出していく。しかも彼らが活躍するのは松陰先生の死後・・・人は二度死ぬのでしょうね。一度は肉体の死、二度目はその人の記憶を持つ人が死ぬ時。
by はるかぜ (2006-10-09 20:07)
かなり深いお言葉ですね、二回死ぬ。記憶を持つ人がたくさんいる ということの意味を考えています。生の役割に深い思いをはせています。
by オオタ (2006-10-09 20:45)
かくすれば かくなるもの知りながら やむにやまれぬ 大和魂。
ミサイル発射、核実験。
いよいよわしも国家のために命をかけるときが来たのか。
by (2006-10-09 21:14)
はるかぜさん、勉強家ですね。ブログ読んでるだけでもそう思ってましたが、ちゃんと勉強会などに出てるなんて素晴らしいです。吉田松陰ですか。私も20年位前!?松下村塾に行ったことあります。私の場合はもちろん単なる観光でしたけど。はるかぜさんのその偶然の一致は、今、吉田松陰の何かがはるかぜさんを呼んでるんでしょうね(もちろんはるかぜさんの中の何かが逆に松蔭を呼んでるとも言えますが)偶然の一致はワクワクですね。私まで楽しくなってきました。
by naonao (2006-10-09 21:58)
おかえりなさいませ!
「己の立場で何を為さんとするのか」
なんだか上手く言えないのですが、勇気が出ました。
目的を絞り込み、具体的な行動に移していこうと思います。
*はるかぜさんは、ロジック感覚とアクション感覚のバランスが素晴らしいです。勉強になります!
by sima (2006-10-09 22:04)
オオタさん ありがとうございます。
生の役割、何のために生かされているのかを私も考えています。
鬼瓦構造さん ありがとうございます。
身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂
昨日は日本海側はラジオが入りにくかったのはその影響でしょうか?
naonaoさん ありがとうございます。
ずっとひとつの言葉がこだまするんです。「何を為さんとするのか」たった一畳の牢獄からも囚人たちをも感化していった。あつい思いひとつなんでしょうね。我々も何を求めるでもなくただ一畳あればいいんですよね。
simaさん ありがとうございます。
私も上手く言葉に出来ないのです。重すぎて深すぎてまだ消化しきれていません。課題となりました。あつい思いをもって行動に移すこの繰り返しでしょうか?
by はるかぜ (2006-10-10 09:10)
先ほどチェックしたメールマガジンの中に「人は二度死ぬ」というテーマでのお話がありました。またしても偶然の一致!昨日それとは知らずにオオタさんにコメントをしたばかりでしたので。驚きです!
by はるかぜ (2006-10-10 11:08)