井の中のかわず [精神世界]
地元のコミュニティ誌に地元小学校の校長先生が教員生活最後に最後のコラムを寄せておられた。
「井の中の蛙(かわず)大海を知らず」だから私たちは外の広い世界に目を向けることを良しとして、思いを外へ外へと向けてきました。それは発展的でおおらかでよいのですが、何かもどかしさも感じます。でも、この句には次のような「されど空の深きを知る」という続きがあることを知ると心が安らぎます。
ところで、私たちのふるさとはかけがえのない自然が、古くから築かれてきた独特の歴史が、助け合いや皆で楽しむ人々とのつながりがあります。それらが井戸の中から見える限られた空なのです。その空の奥深さと価値をこの2年間の櫛浜の生活で知りました。
安心と信頼の櫛浜だから子どもはのびのびと育つのです。櫛浜の皆さんのおかげで心地の良い37年の教員生活のまとめができました。本当にありがとうございました。 元校長
【平成23年4月1日号(348号)p2 コミュニティくしがはまより転載】
知らなかった・・・井の中の蛙に続きがあるなんて!
昨日は私は読書をして昼間を過ごした。まさに部屋の中から空の青さ・深さを知った。
私たちは、もっと!もっと!と拡大主義で外の広い世界を知ろうと躍起になっている。それでも不足感にさいなまれる。
実は足もとのことに目を向けていない。
地球の内面のことや心の内面のこと。
今からでも遅くはない。
今から生まれかわろう!
愛はすべてをこえていく!
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