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社会は人がいのち [精神世界]

私が24歳の時に受賞した、職業奉仕「論文」特選として選ばれた内容が机から出てきた。

恥ずかしいが何かのメッセージが自分にもあると思い掲載させていただく。

ちなみにテーマは、新人社会人から今から社会に飛び出る学生に向けたメッセージである。。。(笑)


「社会は人がいのち」 

 社会に飛び出して早3年が過ぎようとしている。あるソフトウェア会社の総務課に配属されている。何でも屋の性格を持つ総務課で仕事をしているからかもしれないが、いろんな人と接することが多く感じられる。いや、それはどこの職場でも同じであろう。社会そのものが人と人で成り立っている。情報・モノ・お金、世の中の全てがこれらの要素で構成され、それを動かすのは人なのである。それぞれの接点にわたしたちがいて、これからの皆さんもその大切な役割を担っていくのである。

 人と人との接点、それはやはり、コミュニケーションであり、挨拶から始まる。一日の仕事の始まりは何と言っても元気な挨拶からである。

 毎朝、運送会社のお兄さんが元気な声で勢いよくドアから入ってくる。「おはようございます。」この一言と笑顔で一日がすがすがしく、気持ちよくはじまるではないか。

 挨拶を交わすぐらい簡単なことのようで、なかなか難しい。入社してから数週間の教育期間中に毎朝、「オアシス運動」というのを実施していた。「おはようございます」「ありがとうございます」「失礼します」「すみません」の頭文字を取ったものである。皆の前で元気な声で挨拶をするのである。ごく基本的な事とはいえ、挨拶も年月が経つにつれ段々と声も小さくなっていくようになる。

 挨拶ひとつで周囲の雰囲気を明るくできるということは素晴らしいことである。挨拶はコミュニケーションの第一歩である。営業であろうが、受付であろうがすべては最初の第一声で始まるので大切にして欲しい。そして、社会の中で一番元気な皆さんの挨拶を期待します。

 ところで、社会に出るといろんな人との出会いが待っている。学生の頃は、付き合う範囲というものを自分で限定していた気もするが、就職して一気にその範囲が広がった。研修で東京に数週間、岡山に一年間いたが、一昔前は保守的だった自分が、いろんな機会に顔を出し、付き合う範囲を広げた。

 「一期一会」という言葉があるが、辞書には、一生に一回しか会う機会がないような不思議な縁とある。人にはいろんな出会いがあり、チャンスが待っている。その出会いとチャンスを無駄にせず、自分のものにしていただきたい。人との出会いによって何か得るものが必ずあるはずである。人からいろんなものを吸収し、人によって自分が成長していくもののように感じる。可能な限り視野を広げていろんなものにチャレンジして頂きたい。

 最後に、人と人との社会であるが故、ストレスも当然生じてくるであろう。そんな時、悩みを相談できる今の学生時代の友達を大切にして頂きたい。悩みを分かち合える友達がいるということは心の支えにもなってくる。

 社会は人がいのちである。それだからこそ、いろいろな感動があり、夢がある。

 皆さんも夢を大切に持ち続けて頑張ってください。



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