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人生に答えは無い [社会]

台風はこちら山口県では風が明け方強かったものの、大きな被害は無かった。

前日、母より「台風でオクラが倒れるかもしれないから、竹を立てて紐でくくりつけて!」と言われた。

そこで少し考えた・・・。800本もあるのに???

そこで真剣に考えてみた・・・。竹があると竹の分まで風の抵抗を受けるから、無い方がいいのではないか?事前予測では風速70メートルとか言ってたし~。以前、広島に住んでいたとき、平和公園のでっかい街路樹が台風の風速60メートルの風で根こそぎ倒れることがあった。それを引き合いに出し、どうせ倒れるなら竹が無い方が倒れる被害は少ないかもしれないと伝えた。そして倒れた翌日、すぐ復旧させればいい!と提案した。(これは伝えなかったが裏の考え方としては、自然の生き物の持つ耐える力を信じてみたい!決して労力を惜しんでいる訳ではないですよ~)

しかし、母は農業暦50年の経験とプライドからか、新しい考えが受け入れられないのか、自分ひとりで400本は竹を立てた。でも「あんたの言うのも一理あるかもしれないから、実験で半分は何もせずに残しておいた!」とのこと。

さて・・・どうなったか?台風一過後、畑に行ってみた。

どちらも倒れていなかった。どちらも正解だったのである。

いつも母が言う「子供と一緒で手を掛けないと植物は育たない!」という考え方。果たしてそうだろうか?

過保護に子供を育てるのではなく、ある程度の放任主義でその子(個)が持つ力を信じてあげてもいいのではないだろうか?

まぁどちらも間違いではなく、長い人生(オクラでいえばあと2ヶ月の命)を終えて、振り返ってみないとわからない。故に人生に答えは無い!のではなかろうか?死んであの世に行って(オクラなら枯れてそれまでの生育状況がどうだったのか?を振り返るまで)今世の人生を振り返って初めて分かるのかもしれない。。。

私がオクラに対していろいろ想像して考えてみたことも間違いではないし、母が経験を基に行った労力も間違いではない。その過程が大事なのだ。人生もいろいろ想像して考えて、経験して行っていきましょう!答えは神さまでも知らないのだろうから・・・。


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