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みんなが主役 [社会]

夏の高校野球山口県大会が始まった。

出荷の帰り道、津田恒実メモリアルスタジアムに寄ってパンフレットだけ購入した。

※周南市野球場は、地元出身で広島カープ「炎のストッパー」津田恒実(故人)の功績をたたえ名称を変更している。

私の息子が写っているのを見るためだ。他の厳しい表情の選手の中、はにかんだ笑顔で写っていて久しぶりに息子の笑顔を見た気がする。チームとしてのコメントも「今まで支えてもらった両親や全ての人に”恩返し”をするためにも、まず一戦必勝で一回戦突破を目指してがんばります。」とあり、泣かしてくれるではないか!?

私の出身校のページを見ると野球部員総勢74名とあり、びっくりである。私が高校生の時はそんなにも居なかったぞ!さっき久しぶりに卒業アルバム見たら同じ学年で11名。×3学年でも33人。倍増である!先日のニュースでもあったが、この30年間で全国の野球部員数が過去最高とのこと。少子化なのに何故???

私の息子が野球を始めたきっかけは、家族で当時住んでいた広島で、広島カープ対阪神タイガースの試合を観に行ったことかもしれない。(私が阪神ファンということもあり。。。)当時赤い流星として人気だった1番センター赤星に息子は魅了され、今でも息子は阪神と赤が好きである。やはり、「本物に触れる」体験というのは子供も大人も大事かもしれない。

パンフレットを見るとベンチ入り出来るのが18人なのに13人しか居ない田舎の学校もあれば、強豪の私立高校で部員数も多く、何とかして名前だけでも載せてやりたい!という学校関係者の熱い思いが伝わってくるものもある。というのも普通、記録員というと女子マネージャーが一般的で1名か2名の登録であるが、その学校は男子記録員が20名もいる!公立の公務員教師では考えられない(失礼)、私立だから考えつくユニークな発想で私はその考え方が好きだ!

でも、普通に考えたら・・・「記録員に20人もいらんやろ!」と突っ込みを入れたくなる(笑)。

選手もベンチに入れない記録員もみんなが主役ということだ!

球場からの帰り道、最寄の駅前で見慣れないセーラー服の女子高生の集団を見かけた。県東部の高校のようでこの次の試合の応援にかけつけたようだ。選手だけでない、応援団や吹奏楽や全校生徒、学校関係者、父兄やOB、みんなが主役の高校野球、負けたら終わりの高校野球、プロ野球に無い何かがある。

私も陰の応援の主役として(笑)、明日の息子の試合に駆けつけることにする。楽しみがあると今日も一日がんばれる!

高校野球に限らず、みなさんも人生の主役としてがんばりましょう!


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