気持ちは熱く、体は涼しく [健康]
昨日、息子の高校野球観戦に行った際、受付で「熱中症 予防と対策~気持ちは熱く、体は涼しく~」という紙をもらった。
山口県理学療法士会なるものが作成したもので、場内でも理学療法士の人たちが巡回していた。
試合中もセンターフライを追いかけて捕球した選手がその後、倒れて一時試合が中断した。紙に目をやると「熱けいれん」と書いてある。。。
- 【熱けいれん】汗を大量にかき、水分だけを補給していると、塩分が失われ、ナトリウムの欠乏状態が生じ、それによって筋肉に痛みを伴ったけいれんが起きます。水分は補給しているので体温上昇はなく、意識障害もありません。
- 【熱疲労】発汗したのに水分補給をしなかった場合、脱水と塩分不足で脱力感や倦怠感、めまい、頭痛、吐き気が起こります。発汗が多く、血圧低下、頻脈、皮膚の蒼白が起きる。熱射病に移行する前段階なので早急な手当てが必要。
- 【熱射病】(重度の場合死亡率30%)発汗が止まって熱がこもり、体温の異常な上昇で脳や肝臓、腎臓などがやられ、めまい、吐き気、ショック症状、意識障害が起こる。
こんな症状には注意!
- 唇がしびれる
- 足元がふらつき、立ちくらむ
- 身体がだるくなる、脈が早くなる、血圧低下
- 動悸、頭痛、吐き気
- 筋肉のけいれん
- 意識が無くなる、ショック症状が起きる
【予防】
- 体調を整える(睡眠不足・食事を抜くことや風邪症状がある人は注意)
- こまめに水分を取る(水分は水ではなく、水+塩分+糖分を含むもの、スポーツドリンクなど)
- 服装に気をつける(帽子をかぶる、吸湿性・通気性の良い服装)
【処置】
- 熱中症になったら、休息・冷却・水分補給が原則。涼しい所で体を冷やしながら水分補給する!
- 自分で水分補給・塩分補給出来ない場合は病院へ!
- 意識が無い・けいれん・呼びかけに対し反応がおかしい場合は救急車を呼ぶ!
昨日は曇り空だったから良かったが、帽子をかぶらずに観戦した。来月は朝から晩までの野外夏フェスに参戦する!ので帽子を買おうと思った。実は農作業中でもウナジ付近や後頭部をやられることが多いので、帽子ではなく、思い切ってオシャレな麦わら帽子を買ってみた!
どうですか?
これなら農作業にも使えるし、夏フェスでもOKでは?
私はあまり格好から入るタイプでは無いのだが・・・昔あったCM「キレイなお姉さんは好きですか?」ではないが・・・「カッコいいおじさんは好きですか?」を目指すのも悪くはないなぁ(笑)。
改めて・・・「気持ちは熱く、体は涼しく」この夏を乗り切りましょう!
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