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映画「エターナル・サンシャイン」 [映画]

2004年公開のアメリカ映画「エターナル・サンシャイン」を観た。

恋愛映画ならこれを観よ!という紹介があったのが観るきっかけ。 

演技派男優ジム・キャリーと「タイタニック」の女優ケイト・ウィンスレットが主人公。アカデミー脚本賞を受賞している。

バレンタインの季節、シャイで真面目な男性がストレートな彼女に声を掛けられ、これが運命の出会いの始まりであった…かと思いきや、思わぬ展開に…。ドラマ「流星ワゴン」や映画「Back to the Future」のような記憶の旅をする人生やり直し映画。

劇中で別の女性が口にするニーチェの「忘却はよりよき前進を生む」やアレクサンダー・ポープの「幸せは無垢な心に宿る」「忘却は許すこと」「太陽の光に導かれ、陰りなき祈りは運命を動かす」という言葉の通りの内容だった。

先日ご紹介した、いかにこの世に生まれ出るかが奇跡か!お釈迦さんの例え話

「世界に1頭しか居ない用心深い海亀が大海を泳いでいる。方や世界に1つしか無い小舟の船底が、大海を漂流する間にすり切れてしまい、小さな穴が開いた。先程の用心深い海亀が100年に一度、海から顔を出した時に、その首が大海を漂流する小舟の小さな穴から偶然に突き出るほどの稀有な条件が必要である。」

これはこの映画を観て、二人の男女が出会う確率も表現しているなぁ…と感じた。

別の例え話で「世界中の砂浜から自分だけの砂一粒を探すようなもの」という程、この世に生まれ出る難しさ。その砂一粒と別の一粒が出会う奇跡。

やっぱり、この世での出会いっているのは奇跡の連続なのかもしれない。

この映画のようにお互いに「別れても好きな人」というのは、よっぽどの強い縁なのかもしれない。

続けて観た邦画「60歳のラブレター」も「別れても好きな人」がテーマだった…(つづく)

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