挑戦する姿 [精神世界]
先日の子供たちとの月に一度の面会日。
早く着いたので高3になった息子が甲子園を目指す野球の練習を…巨人の星の明子ねえちゃんのように草葉の陰から見ていた。
新一年生らしき、まだ正規の高校練習着をもらえず、中学校時代のユニホームで練習に加わっている子供たちも多数居た。その中で小柄で、男の子のようなゴツゴツした体型では無く、坊主頭では無い子供が一人混じっていた。よく見ると女の子だ。
最近もようやくベンチ入りに女の子のマネージャーが入れるというのは知っていたが、選手として出場も出来るようになったのか?早速、息子と会うなり、聞いてみた。
女の子は選手登録できない…とのこと。
練習は出来ても、試合に出れない。それなのに・・・
挑戦する姿に感動した。
一般的にはレギュラーになり、試合に出ることを目標として頑張るものだと思っていた。
しかし、日の目を見れなくても、野球をプレーすることが好きで、ただ只、目の前の状況に打ち込む。私たちの人生もこれでいいのかもしれない!と思った。
結果を重視される世の中だが、誰に評価され無くとも、その打ち込んだ自分と向き合う過程が大事である…と。
もしかしたら、この2年以内に女の子が選手登録可能になる日が来るかもしれない。それは結果であって、その女の子にとっては今はどうでもいい話かもしれない。
大人である私たちも目の前の状況に打ち込みましょう!
Facebook コメント