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世知辛い世の中で [社会]

世知辛い〔せちがらい、意味:世渡りがしにくい、暮らしにくい、勘定高くて抜け目がない、せこい〕

語源・由来:「世知」は、本来仏教用語で「世俗の知恵」を意味し、日本では「世渡りの才」も表すようになり、さらに「勘定高い」「せこい」といった意味でも用いられるようになった言葉。世知辛いの「辛い」は「世知」を強めたものであるが、「世渡りの才」に対して「辛い」で「世渡りがしにくい」という意味になったのではない。「勘定高い」という意味の「世知」を強めた「辛い」で、世知辛いの本来の意味は「勘定高くて抜け目がない」である。「暮らしにくい」「世渡りがしにくい」という意味は「世知辛い人(勘定高い人)が多い世の中は暮らしにくい」という意味から派生した用法である。〔語源由来辞典より〕

かのニューヨークタイムズ紙で東京都の知事の記事で「This is sekoi-too sekoi」という一文が載せられたそうです。

「サムライ」とか「オタク」とか日本を代表する日本語として「セコイ」が認定されたかもしれない記念すべき事件であった。日本で一番豊かな都道府県の代表が汚名を残したものである。

そんな世知辛い世の中で、先日、スーパーで20代のレジ女性から話し掛けられた。普通、常連でも無い限りレジで声を掛けられることは無い。せいぜい「レジ袋ご入用ですか?」ぐらいでは無いだろうか?実は双方に心の余裕が無く(レジ担当は急いで処理しよう!買い物客は早く移動しよう!)セカセカしているからではないだろうか?

私が、米麹(こめこうじ)をレジに持っていくと・・・

その若い女性は「甘酒ですか?」と聞いてきた。

びっくりした私は「そうなんです!自分で作るのが楽しいんですよ!」と笑顔で答えると・・・またまた会話が繋がった。

「塩麹を作られる方もおられ、何を作られるのかな?って思って・・・」とお客さんが買うものから想像を膨らませている様子。

他人のことはどうでもいいような、世知辛い世の中で心がほっこり温かくなる出来事でした。

私も人の事に関心を持っていろいろと聞いてみたくなりました・・・。 


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