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またひとつ耕作放棄地が生まれる [社会]

近所の農家のおじさんが田植え中に倒れ、亡くなってしばらく経つ。

噂によると、酒豪で心臓が悪かったのだとか。

二人の中学生の娘さんは、10年前に離婚した実の母親が引き取って行かれたのだとか。それはそれで安心した。

しかし、田んぼがそのまま「耕作放棄地」と化していっている。

田んぼを何もしないとどうなるのか?を日々観察しているが、元々沼地のような状態で田植えをするのだが、そのまま何も植えないと藻が生え、田んぼ一面が緑色に染まっている。

またひとつ、耕作放棄地が生まれた。

私がまだ小さい頃はどこもかしこも田んぼだった。

それが、うちの家とお隣の家のみとなってしまった。

地元の銀行が定年退職者向けの農業ハウスでの新規事業を検討するべく、耕作放棄地を探してこの近隣にも声が掛かったが、ハウスを建てる建設資材用大型トラックが入らないため、断念した経緯があるほどの昔ながらの棚田・段々畑なのである。

耕作農地が減る→生産物が減る→他から買う

という図式は国家レベルで考えても同じで食料の輸入に益々頼らないといけないことになる。

お金が有るから良いではないか?とは別の問題で、空輸や船便ということは、それまで腐らないように保存料や薬品が使われているということになる、それをそっくりそのまま体内に取り込むということなのである。輸入とはそういうことである。 

少子高齢化や農業担い手がいなくなるということは、いずれ大きな問題になることだろう。

シャッター街となった街中を歩いたが、出会う人出会う人が東南アジア系の人、コンビニに行けば店員全てが中国人名の名札。

この国は今後どうなっていくのか? 


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