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映画「ディア・ドクター」 [映画]

2009年公開の映画「ディア・ドクター」を観た。

第33回日本アカデミー賞でなんと10部門受賞している。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC

ただ単に井川遥が出ているというだけで観たのだが、肝心の井川遥は最後の方しか出て来ない(笑)(が、重要な役で相変わらず、いい顔していた)


先日の武田教授(さんまのホンマでっかTVなどご出演の物理学者)の音声ブログでも言っておられたが、医師は本来、修理工であって、患者の人生設計の手助けをするだけである・・・と。例えば、血圧に関しても本来は年齢+90が血圧目安であった(年齢と共に血圧も高くなる、若い頃は血管も柔らかいので血圧も高くないが、年齢と共に血管も硬くなるので、そりなりの圧が必要となる為)のに、いつのまにやら、年齢に関係なく一律130と線引きして降圧剤を飲まされる。

ここで受診者に決めてもらわなければならない。決めるのは医者では無い。人生設計をする受診者本人なのである。

降圧剤を飲めば長生き出来るかもしれないが、認知症などのリスクも伴う。

ぽっくり死ぬので良ければ降圧剤は処方しない。それを患者本人に決めてもらうべきであると・・・。


例えていうならば、身長160センチの人もいれば身長180センチの人もいる。平均身長が170センチだから、身長180センチの人は足を10センチ切りましょうね!と言うのと同じである!・・・と。

確かに人それぞれの適正血圧というのがあるのだろう・・・それに見合った医療というのがあってしかるべきである。うちの母も市の健康診断で「血圧が高いから病院に行って下さい!」と市の職員が自宅まで訪問して来てから言われて病院に行くべきか迷っている。私はこの話をして、本人に考えてもらっている。「そうよね!ちょっと前まで年齢+90だったよね!」「何でこうも変わったのかしら?」と聞くから・・・私は「薬で儲けたいだけ!」と答えた。


鶴瓶主演ということで笑いながら観れるのか?と思いきや、非常にシリアスな内容で、武田プロフェッサーのおっしゃる、一人の人や周囲の人の人生に関わる非常に重たい内容で、ある程度ネタバレレビューを見た上でも、何故かドキドキハラハラさせられた。アカデミー賞10部門受賞も納得の作品である!映画のエンディングで流れる曲は、流れからいって、てっきり鶴瓶が歌っているのかと思ってしまいました。→https://www.youtube.com/watch?v=nprKaLsk4jY

ディア・ドクター [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2010/01/07
  • メディア: DVD

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