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映画「2010年」 [映画]

1985年公開、ロイ・シャイダー主演「2010年」を観た。

本作は、スタンリー・キューブリック監督の1867年公開「2001年宇宙の旅」の続編である。

1967年に映画を観た人だったら「この続編を観たい!」と思っても、18年待たなければいけなかったのに、今の私は、続編が観たいと思えば、続編が出た後(34年前の作品)なので、翌日にはというより続けて観ることが出来る。無駄に放置しておくことも、その間に熟成され(様々な意見やコメントや批評などを読んだ上で観ることが出来る)、結果オーライ、未来から物事が観れるので未来人になったような感じでこの1985年作品が観れる。


というのも、当時ロシアがまだソ連時代であり、米ソ冷戦の真っ最中の作品内容になっているので、核戦争も起こらず、ある意味平和な時代の中から観ることが出来るのでタイムスリップしたような感覚に陥った。前作はAIの反抗により「ホラー映画か!?」と思わせるぐらい、ドキドキハラハラな展開だったが、今回もそれは踏襲している。この映画のタイトルが、なぜ2010年かといういう考察を聞いたが、1985年から25年後というよりマヤ歴の終わりの2012年を意識していたのだろう…という推察。


太陽の節目と言われた2012年。映画の中で、木星探査中にソーラーフラッシュが起こるのだ!私はこれが観たかったというか、疑似体験出来た。アセンション(次元上昇)後の人物も登場し、これが1985年に公開されていたなんて!私は何も知らなかったのだ!と世の中の広さに、更に勉強しよう!と思っている次第。


イルカと戯れる子供のシーンや、その幼子に「スパゲッティを食べなさい!」・・・「体には良くないんだけどね!」というシーンに・・・作り手側が本質を暴露しているのに改めて感心した。今から起こるであろうと言われている次元上昇(アセンション)した人類第1号が「2001年宇宙の旅」(1967年公開)の一人であり、これから2024年までに起こるであろう太陽のソーラーフラッシュの描写が「2010年」(1985年公開)であるということを確信した(疑似体験した)。・・・ということは作り手やその筋の人たちは知っているというか知っていたということになる。2012年から少し延びているだけで、宇宙の何万年の運行からすれば誤差の範囲といえる。「アセンション」(次元上昇)や「ソーラーフラッシュ」に関心がある人はこの2作はおススメです。

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kawaii155cm

宇宙に関心を持たれている「はるかぜさん」。
視聴後のハラハラドキドキとそうなのか!が伝わってきます。
百数十億年前の宇宙の誕生からいずれ訪れる終焉。
過去を紐解くことで未来が解ってくる。
結局、誰も何も残らないのでしょうか。
宇宙年表のホンの一部、針の穴にも満たない今に生きている私たちです。
でも、たまたま誕生したとは思えません。
何がしかの使命があるように思います。
多くの科学者がその未来を明るくしてくれることを期待しましょう。
そして、私は私ができることを精いっぱいやっていきましょう。
by kawaii155cm (2019-11-22 06:57) 

はるかぜ

nice!を下さる皆さまいつもありがとうございます!
kawaii155cmさま、いつもコメントありがとうございます!
宇宙からすると私たちの人生はほんの一瞬ですが、それがとてつもなく大事な瞬間なようなのです。(これは私の解釈を含んでいますが)だから無駄に過ごしてはいけないようなのです。その一瞬一瞬が貴重な未来に影響する。そんな中で私たち(現代科学を持つに至った)は生きているようなのです。ただ、精神的にもう一歩進化していないので、そこが問題のようで・・・いまだに同じ人類同士が争っていますよね~そこから抜け出せるかが鍵のようですよ~どうやら。故に武田教授が全てなのだと思います。「夫婦も考え方が違うから人生が2倍楽しい!」と思えるか否か。人種の前に同じ人種で愛し合った夫婦でさえ、憎しみ合うのでは無く、相手を理解できるのか?受け入れることが出来るのか?楽しむことが出来るのか?許すことが出来るのか?「2010年」を観てやっと理解できました。宇宙イベントの前にして人種や思想や冷戦の壁を越えた瞬間を目の当たりにして。疑似体験出来ました。
by はるかぜ (2019-11-22 10:17) 

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