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早速、不思議体験記2022① [社会]

2022年元旦の朝6時半ごろ24時間営業のスーパーにバイクで買い物に行った。


駐輪場に5名の中学生ぐらいの男の子が自転車を囲んで何やらやっていた。


買い物して戻ってバイクに乗ろうとしたところ…


「自転車のパンク直せますか?」と聞いてきた。


自力で直した事があるのは40年近くの前の話だけど・・・


「直せるよ!」と答えてしまった(笑)。


チューブをセットして、さて、空気入れで空気を注入するも…一向に入る気配がない。


日本式の自転車ならこれで完璧なのに…


このパンクした自転車は海外の高級自転車のようだった。


「おじさんでは分からないから、お父さんに電話して引き取りに来てもらったら?」と突き放すと…


初日の出を友達と一緒に観る為に(既に20キロぐらい移動した場所だった)来たんだけど、お父さんの自転車を内緒で借りて来たんです!とのこと。


私の頭の方が固かった!


自転車の空気を入れるバルブは一通りしか無いと思い込んでいたのだ。


日本の一般的な自転車は「英国式バルブ」だということを後で知る。


その子の自転車はツールドフランスに出場するような見たことも無い自転車で見たこともないバルブだった。おかしいな・・・と思いつつもママチャリで空気を注入するが如く1時間近くやっていたが、一向に空気が入らない。


5名全員私を信じて見守ってくれているのだが、私も焦ってきた。


私も過去の記憶と考えと知識を一旦捨てて周囲を見回した。


すると…どうだろう!?


空気入れに付属していたその他の注入口(様々なバルブ用)に氣がついた。


どうやらパンクした彼が乗っていた自転車はフランス製でフランス製バルブ用空気注入口があるではないか?


それで空気を入れるとちゃんと入った(笑)!


その瞬間、山々から初日の出が現れたのだ!


私も含めて6人全員で「やったー!」と言いながらハイタッチした!


本当なら15キロ離れた海岸で見る予定だった初日の出だったらしいが…


「これも一生忘れない初日の出になるんじゃない!」と皆の努力をねぎらった!



以下は私なりの感想だが・・・


5人の中学生の不安そうな顔と1時間後の全員の笑顔を観て・・・見ず知らずの人に声を掛けたけど、「声を掛けて良かった!」(一歩行動を踏み出せてよかった)しかも「いい人で良かった!」(世の中変なニュースや事件が多い中、こんないい人もいるんやぁ!)と思ったに違いない。

「ジュースおごらせて下さい!」と言われたけど、「気持ちだけもらっとく!」と断った。中学生が大人におごるなんてよっぽど嬉しかったことが証明されたからだ!


自転車の空気注入口は3種類ある事を知らなかった。「無知の知」:自分は無知である事を知るというのが今世の教訓らしい。最初から私が知ったかぶりをしなかったら、1時間も掛からず、彼らは希望通り、美しい海岸で初日の出を見れたものを・・・でもあの5人と共にハイタッチした皆の笑顔と私自身の笑顔な気持ちは今年忘れない![わーい(嬉しい顔)]


思い込みは危険だ!思い込みを手放そう!


参考までに:世の中には空気注入バルブは英国式(日本のママチャリはこれ)、フランス式、アメリカ式の三種類がある(日本は英国式・・・やはり未だに英国に支配されているのか?)。

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