のどもと過ぎれば熱さ忘れる [精神世界]
今年の夏は記録的な猛暑であった。今年の漢字も『暑』だとか。
しかし、今現在の私達は今年の夏が暑かったことをどれだけ覚えているだろうか？
毎日寒い日々を過ごす中で夏のことなどすっかり忘れている。
この春、店でお客とトラブル発生で警察を呼んだ。
隣のカラオケ店に持ち込むから分からんようにして欲しいという依頼だった。
隣のカラオケ店長とも仲良しなので「持ち込み禁止ですよ！」と断った。
というより、それまで怒鳴りちらしながら店内に入って来て他の迷惑も顧みないことがいい大人（７０代のいい歳して）なのに許せなかった。
その方々は二度と来ないと警察に豪語したらしい。
しかし昨日同じ連中が来店。
私は当初相手しなかったが・・・向こうも気付いた様子。
変にこちらにへつらう感じで、３０歳も年上のその連中に私は内心「こいつらも中々いい奴かもなぁ」と普通に相手した。
ただし、もし同じことを言ったらぶった切る覚悟でいた。
喉もと過ぎれば熱さ忘れるというが・・・人間というのは同じ失敗を繰り返す生き物かもしれない。
この夏が暑かったことを忘れて現在寒さでアカギレ中の私も同じ穴のムジナである。
やはりわたしは所詮、小売業には向かないのかもしれない。
向くのは・・・死刑執行人か坊さんだろうか。。。
