青鬼 [精神世界]
TVのドキュメントを観ていた。
高校の定時制を撮影したものだった。
非行、ひきこもり・・・そんな子どもたちが昼間働いて夜学校で学ぶ。
私の高校にも定時制があり、私たちが部活から帰る頃、登校してくる生徒たちがいた。それを担当するのは昼間でも熱血教師ばかりであった。
TVでは担任は丸坊主でこわもての男性教師であった。通称「青鬼」
卒業式でその「青鬼」が人知れず泣いていた。
40名の内、4年後には半分以下になっているという。
そんな厳しい現実を見てきて去っていった子ども達を思う涙であった。
厳しく接すると去っていくのは私たちの職場の現場でも同じである。
私の職場は同じチェーンでも甘い方だと言われている。
その中でも普通に注意して辞めていく人もいる。(そんな人に限って別の理由で辞めていくのだが)
私にすれば「逃げ」である。
私のような「青鬼」と向き合って辞める人間と出会いたいものである。
私は優しいようで厳しい。厳しいようで優しい。
最初、優しく接して(甘やか)した後、厳しく接すると辞めていく例もある。
(こんなはずじゃなかったとお互いに感じている)
最近は、最初厳しく接して、その後慣れたら優しくするようにしている。
いわゆる青鬼方式である。
でも、いろんな場面で人を褒めると・・・その後、頑張るのは間違いない方程式であるから褒める大事さを最近特に感じるこの頃である。
「さすがです!」
「素晴らしい!」
「やるねぇ!」
「今の感動しました!」
「もう〇〇さんには勝てません!」etc
皆さんもお子さんやパートナーを始めいろんな身近な人を褒めていきましょう!