誰にもらったかが大事 [社会]
先日は、月に一度の子供との面会日。
3月は私の誕生月でもあり、今度中学生になる娘が誕生プレゼントをしたくて「何がいい?」と聞いてきた。
「父さんは物欲が無いから欲しいものがないなぁ・・・気持ちだけで十分、ありがとう!」
と言ったものの、何か見に行こうということになり、大型スーパーにウィンドウ・ショッピングへ。
この時期在庫入れ替えの為の格安ワゴンコーナーがあちこちにあり、覗いてみると財布コーナーがあった。
15年前に元嫁から誕生プレゼントにもらった財布がボロボロになりながらも十分使えるから使用していた。これが女性なら、別れた男性に関する品物はゴミ箱へポイ!ということになるのだろう。男は違う。使えるという理由で捨てられないものである。(私だけかな?)
娘に「これが欲しい!」生まれて初めて娘に買ってもらった。
500円コーナーと1000円コーナーがあり、娘は1000円コーナーの物にしたら?と言ったが、機能的に優れものが500円コーナーにあり、子供の出費の事も考え「これがいい!」と答えた。
すぐに新旧入れ替え(元嫁の呪縛から解き放たれ(笑))使うつもりだったが、娘は店員さんにラッピングをお願いしている。その気持ちが更に嬉しかった。
娘も自分の財布が欲しいらしく好きなキャラクターのを眺めていた。私へのプレゼント予算が減ったお陰で自分の財布を買うと言い出した。
そこで今度は私が娘の中学入学祝いに財布を買ってあげることにした。値段は3000円。
娘からすると狙った訳でもないが、結果的にエビで鯛を釣った形になる。
これでいいのだ!
私は母親ではないが、よくお母さんはあまり食べないのに子供がたくさん食べる姿に満足している姿を見る。これが親としての喜びなんだなぁ・・・と感じた。
2月の面会日に娘から初めてもらった手作りチョコの包み紙が未だに捨てられない私がいる。
何をもらったかというより、誰にもらったかが大事なような気がする。。。