根こそぎはダメ [社会]
庭に自然に群生している蕗(ふき)を収穫した。
その際の注意事項を聞いた。
①「太くて長いものがいい。」
②「子供を刈ってはダメ」
同じ食べるのだったら①は理解できるが、②は???だった。
現地に行ってみた。
子供を捜してみると・・・
長く採ろうと思えば根こそぎか根元が一番である。
しかし、根の付近には「子供」が居るのである。これを刈ると来年生えないらしい。
昔の人は来年のことまで考えて(というより永遠を考え)いたのである。
今の人はどうだろうか?
今さえよければ来年のことなんか関係ねぇ・・・とか
自分さえ良ければ自然や環境のことや子孫のことなんか関係ねぇ・・・とかではないだろうか?
自然破壊でも商売でも何でも根こそぎ取るという風潮は無いだろうか?
昔の人は限られた資源だから「足るを知る」という謙虚な姿勢を持っていたのである。
いろいろと自問自答しながら初めて収穫させていただいた。
夫婦の元に子供が居る。
出荷時はこうなります。
価格は初荷ということもあり、自然の神様に感謝する価格設定とさせていただきました。
自然の恵みに感謝である。。。