親心 [社会]
親思う心にまさる親心
昨日早速免許の書き換えに行った。42歳にして念願の国家公認のライダーになった。
仮面ライダーの影響なのか、男なら10代の頃バイクにあこがれる年頃を通過する。それで免許を取ったら当然バイクが欲しくなる。車に乗っていると二輪の危険性は十分感じるが、いきなりバイクからの免許だと車に乗る気持ちがわからないから無謀な運転もするのかもしれない。
というのも、免許センターで教習所で一緒に卒業検定を受けた大型バイク取得の19歳の女の子が居た。彼氏と一緒に来ていて、「彼氏もバイク乗るの?」と聞いたら、彼氏の親は仏壇店を経営していて、仏壇を納めるのはバイクで死んだ人が多いから親が許してくれないんだそうな。
それを聞いて、今からバイクに乗る私もゾッとした。
仏壇業界の都市伝説なのか?と思い仏壇店を経営する友人に取材してみた。
「いやぁ・・・そんなことないで~」
「親の代から引き継いで20年になるけど、1件だけやなぁ・・・」
「やっぱり親心なんちゃう?」
奈良県在住の友人と当方の山口県とでは事故率も違うのかもしれないが、それを聞いて納得した。
私も息子を持つが、今の私なら車とバイクセットの免許取得をすすめる。両方の乗る気持ちがわかり広い視野で運転が出来るし、私が20年封印していたバイクへの憧れ、その楽しさを子供にも味わってもらいたいからだ。
一方の19歳の女の子の親御さんはどうか?というと、親もバイクに乗っていて、その影響からか16歳でバイク免許を取得し、ご飯代を削ってでもバイクにお金をかけ、親と同じ大型に乗りたいから今回、車免許と同時に大型にチャレンジしたのだそうだ。
やはり二つの例を聞いて、親の影響は大きいと感じる。
都市伝説を自分で作るのもいいが、親は子供の将来を左右するから、広い視野で子供には接していきたいものだ。