梅切らぬバカ

今朝、梅の実を収穫して梅干（梅酒）用に出荷した。

競合相手が少なく、それだけ梅の木の少なさを感じる。

さて、父と一緒に収穫（私が木に登り、父が受ける）作業をしたのだが、興味深いことわざを聞いた。

枝を切るように言われて、木が可哀想と私が言うと・・・

昔から「桜切る馬鹿と梅切らぬ馬鹿」というのがあって、桜は切ってはいけない。梅は新芽が生えるので切らないといけない・・・のだとか。

これも「無知の知」である。（自分が物事を知らないということを知ること）

よくお花見で酔っぱらって桜の枝を切る人が居るが、あれはまさしく馬鹿ということになる。折ったところが腐り、せっかくの美しい桜が台無しになるらしい。。。

今日の私は梅切らぬ馬鹿であった。。。木が可哀想というセンチメンタルなことを言っている場合ではなかった。