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80歳でも我良しかよ! [社会]

毎朝、直売所に出荷している。

出荷者としてのルールがある。これは暗黙ではなく、義務付けられている講習会でも度々言われる。

それは・・・後から出荷する人は、平台の一番奥(手前ではなく)または下の棚に置くこと。

何故なら同じ商品でも様々な出荷者がいて、出荷順を優先しているからである。

私なんかは、朝ゆっくりしているので、持って行った時には、一巡してある程度売れた後に出荷するので、商品を前出しして奥に置く。それでもお客さんはよく知っており、後から持って来た人の方が新鮮であるのでそれを手にしてくれる場合が多い。

しかし、歳は80歳代であろう男性農家(この人は常連出荷者である)には驚いた。

ちょうど私と同じ「赤タマネギ」を出荷しようとして売場で鉢合わせ。先輩なので「どうぞ!」とお先に置くようにすすめると・・・「あんたはそこに置きなさい!」と奥を指示された。自分はというと・・・先に置いてある手前商品を奥に追いやり、手前を空けてさっさと自分の商品を置いているではないか!?そして道行く人に自分の商品を売り込んでいる。

先輩だから尊敬しないといけない、年上だからとか、高齢だからとかは一切関係ない。

「自分さえ良ければいい」という「我良しな人」は死ぬ直前まで変わらないものなのだ。

直前と書いたのは、死ぬ間際になって自分の人生を反省するらしいから、それはそれで手遅れなのだが、反省しないで死ぬよりマシである。

まぁそんな人にも存在価値はあると思う。

「こんな人には成ってはいけない!」、「他人の振り見て我が振り直せ!」という反面教師としての存在価値があるのである(笑)。


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