映画「そして父になる」 [映画]
映画「そして父になる」を鑑賞した。
http://soshitechichininaru.gaga.ne.jp/
観終えたひとこと感想は「日本映画ってやっぱいいなぁ・・・。」エンディングに奥ゆかしさを感じた。
私と同じ世代の福山雅治(厳密に言うと私の1歳年上)。ニクイ程完璧なのだが、人間的に少しダメな部分を演じているのが泣ける。子供の取り違えをテーマにした内容だが、相手の父親のリリーフランキーがいい味を出している。
私は実の子と離婚により離れ離れなのだが、観ていて心をかきむしられるような感覚に襲われた。親と離れる子供の心はもっとすごいのだろう。
二度と会えない親子もあるのだろうが、定期的に会うだけでも子供の心の安定につながっているとも聞く。親にとっても同じことが言える。
子供から見て「産みの親」「育ての親」どちらも大事である。逆に親から見て子供は「血」なのか?「共有した時間」なのか?それも、どちらも大事である。答えはひとつではない。なかなか深い映画だった。
同じ取り違えをテーマにした映画「ポテチ」も違う意味でお薦めしておく。