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苦難は進化 [社会]

映画「ウルトラミラクルラブストーリー」を観た。「泣くな、はらちゃん」主演でファンになった麻生久美子が出演というのと、農家と保育士という私の理想とする組合せだったからである。映画としては兎に角不思議な内容で、まさにタイトルの通り、ウルトラでミラクルなラブストーリーとだけ言っておこう。

ウルトラミラクルラブストーリー [レンタル落ち]

ウルトラミラクルラブストーリー [レンタル落ち]

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2009/01/01
  • メディア: DVD


映画の中で気になる内容があった。「虫は農薬に対して耐性が付くので、違う種類のものをやらないといけない」ということと、「進化の過程で死ぬという恐怖があったからこそ生き物は進化出来たのでは?」という仮説である。

確かに虫は段々と農薬に強くなってくる。そこで死を経験し、次の世代で進化し耐性が出来てくるのである。だから農薬が効かなくなるし、新たな農薬開発が必要となり、イタチゴッコなのである。

人間にも同じことが言えるのかもしれない。あるお医者さん兼気象予報士が言っていた。人間は元々狩猟民族で雨の時は休まないといけない。その時に身体を回復させるのだ。だから雨の前には痛いところがうずくとかによって雨を感知するのはそうした名残なのだとか。。。

よく結婚して「幸せ太り」とか言うが、幸せのままだと進歩が無い。だから太る(機能低下する)。苦難・困難な状況に置かれると何とかして抜け出そう、改善しようとして考え・行動して・知恵が付く、いわゆる進化するのではないだろうか?

だから、もし米国人超能力者が言う「攻撃」(それが自然界からなのか、隣国からなのかはわからないが)を受けた時、日本人が進化するかどうか問われているのかもしれない。

そんな現在の状況とウルトラミラクルなラブストーリーを観て感じた不思議な映画だった。映画前半は知的障害を扱った部分が多く、観るのも辛く途中で止めようと思ったけど、後半不思議な出来事が起こり急展開していくし、前述のような気付きも得られたので最後まで観てよかった。兎に角不思議な映画だった。。。


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