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好奇心を応用する [社会]

うちの息子(高1)は車が好きで、車のエンジンを分解して組み立てる授業があるという高専の機械工学科に進学した。

片や私は親の言う通り地域の進学校に進学した。その後、受験戦争というレールに乗り、大阪の私立大学に進学。やりたいことも見つからず、バブル最期の就職組として一部上場企業グループに入社。今は脱サラして農業をしている。

今の私の好奇心は農機具でも使用されているエンジンに向けられ、とりあえずバイクの構造を勉強している。実に面白い。

息子が生まれてからは、好奇心を最大限に引き出してきた。小さい頃はミニカーに始まり、電車・新幹線、野球etc。残念ながら離婚して中学時代を知らないが、高専に進学しかも機械工学科で車を作ると聞き、嬉しかった。何故ならやりたいことがみつかったからだ。私の高校3年間、大学4年間合計7年間やりたいことも無く過ごしてきたことと比べるとものすごい有意義なことだ。

やはり子供は好奇心というものを応用すれば自ら探求していく道を進んでいくのだ。43歳の私でも興味あることにはエネルギーが湧く。大人も子供も同じである。無限のエネルギーを内部に持っているのだ。それを引き出すのは親であり、自分である。今からでも遅くない。とりあえず私はバイクがどうやって動くのかを勉強している。


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