老夫婦の会話に学ぶ [社会]
先日、勤務先のお店である老夫婦の会話が耳に入ってきた。
ご主人「好きなもの買いんさい!」 ※買いなさいの意
奥様が買い物カゴにいくつか入れる。
ご主人「そんなものでええんかい?」 ※いいのか?の意
ご主人「明日、生きちょるかどうか、わからんのんじゃけぇ。。。」
山口弁を訳す必要も無いだろうが・・・わたし達は明日も生きている保証はどこにも無い。明日、自分が生きているかどうかは誰にもわからない。神のみぞ知るところである。この老夫婦にとっては冗談とも・切実な真実ともいえる。
ただ老夫婦だけの問題ではない。通勤の道すがら、5,6人の若い男性が花をたむけて手を合わせている光景を目にした。恐らく、そこは死亡事故現場であり、同級生か友人の命日なのだろう。若くして明日を迎えられない場合もあるのだ。
前職の先輩で夜普通に寝て、朝は冷たくなっていた方も居られる。まさに葬儀でよく聞く御文章(ごぶんしょう)の白骨の抄の如くである。 wiki白骨(御文)
今回の職場でも、昨日まで普通に勤務しておられたのに今日は心筋梗塞で意識不明という場合もある。
それに比べたら大したことはないのだが、突然の虫歯の痛みに襲われた。突然では無く不養生が積もり積もった自業自得の法則が発動したまでである。食べたいものが食べることが出来ない時が来ることを身近に感じた瞬間である。
最後の晩餐に食べたい1品は何だろうなぁ・・・玄米ご飯に味噌をのせたものか「天下一品」のラーメンかなぁ。。。
もぐら塚~もぐらは土の中で何を食べているのかな?