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一宿一飯の恩義 [社会]

「一宿一飯の恩義」というと、もう時代劇の中だけの話になってきた今の日本。

今より人口も少なく土地も乱開発されていなかった江戸時代までの日本ならば、野宿も簡単だったのでは?と今の目線でみるとそう思うけど、人が移動するということは現代人が想像を絶する恐怖があったと思う。私が今住んでいる家は山の中腹にあり、夜は真っ暗である。フクロウは泣き、竹が割れる音がし、物の怪(もののけ)が出そうな雰囲気である。昔は確かに出て居たのだろう。そんな中で盗賊や山賊も出る。温暖化もしていないから冬場なら凍死してしまう。そんな中で一晩の宿を無償で提供してくれる。更に貴重な飯まで出してくれるとなると・・・たったひとつの命を保障してくれた「このご恩は一生忘れません!」と自然と成るであろう。

2年前、大阪放浪の旅に出た際、なんと2週間も泊めてくれた学生時代の友人。「痛風が良くなってお酒が飲めるようになったら山口まで飲みに行く!」という約束のもと、来月山口に来ることになった。

彼は「駅前で飲めればいいよ~」と言ってくれているのだが、大阪に無いものを存分に味わってもらいたい。人間魚雷回天の島、日本夕日百選にも選ばれた・海に夕日が沈む光景、海が見える露天風呂、石油コンビナートの夜景、ふぐ料理、周南の地酒、痛風体験者が語る「健康講座」(笑)などなど盛りだくさんな企画を計画中である。

身近なお世話になった人に恩返しをしていきましょう!


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