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愛を耕すもの [社会]

歌手の加藤登紀子さんが農家を応援する歌「愛を耕すものたちよ」という曲を作詞作曲したのだとか。

亡き夫と有機農園を立ち上げ、娘さんも半農半歌として携わっている。「生きることは農業に似ている。さまざまな経験を通じて命を耕す。懸命に命を耕す若者に元気を与えたい」と日本農業新聞の記事では語っている。

現時点では歌詞の内容は分からないのだが記事によると「その胸の火を絶やさずに」などが含まれ、「生きる素晴らしさを知って欲しい」と語り、農業に関係なく通用する内容の様子。発売は7月12日。http://www.tokiko.com/index

いつも母より「農業は子育てと一緒」と言われている。「手をかけてやらないと育たない」からだ。ほったらかしにすると荒れ放題。土を作り、種を植え、水をやり、肥料をやると、スクスクと育つ。

子育てというよりも自分自身を育てているのかもしれない。

農業従事者に関係なく、世の中全ての人は、この世という畑の中で、自分の命を耕して、いろいろな善悪の種を植え、太陽の恵みや水や栄養を受け芽を出す。畑の中に存在する他の微生物や虫たち(他人)と共存しながら、鳥や動物に食べられることもあるだろう(事故や事件)。病気で枯れてしまうことだってあるだろう(病死)。暴風雨で折れたり水害で腐ったりもある(災害)。それも人生。そうして花を咲かせ、実をつけ、他の人や動物に食べてもらう。そして朽ちて死んで次の種となり、土の肥やしとなって次の世代に繋いでいく。

人生長いようで短い。昨日は赤く成った初トマトを食べたが、この間植えたと思ったらもう収穫である。人生も80年もあると思うと長いように思えるが、今80歳の人からするとあっという間だったと言うかもしれない。私の場合80年も無いかもしれない。明日宇宙人に食べられるかもしれない。まぁそれは美味しく熟したともいえるので良しとしよう。

とにかく自分自身を耕して育てていきましょう! 

「愛を耕すものたちよ」是非聴いてみたいものだ。


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