SSブログ

美しいものには毒が集まる [社会]

先月、田植えで使用した苗箱を洗っていた際、虫が付いていたので払いのけながら洗ったのだが、数時間後激しいかゆみを伴い往生した。

調べると毒針毛を持つチャドクガという毒を持つ蛾の幼虫に触れたようだ。椿(つばき)の葉に多く生息している様子で、実は椿の木の下に苗箱を置いていたのが原因だった。他にもイラガという種類の蛾の幼虫は桜やバラの花の葉に居るらしい。

「美しいバラには棘(とげ)がある」ことから・・・「美しい女性は性格がキツイ」という我々男性側からは未知なる都市伝説のようなものと似ている。美しい花には毒を持つ男性が(蛾)忍び寄るので綺麗な女性、美しい女性は要注(幼虫)意である。相手が幼虫(子供)だからと思ってなめていたら大間違いである。先日も東京の女子大生が大学生により大勢被害にあったらしい。だから可愛い娘さんを持つ親御さんは油断大敵である。話がかなりそれてしまったが・・・。

あとの祭りなのだが・・・「かくのは厳禁」らしい。かなりかきむしった為、今年の夏は海には行けないなぁと思う程傷あとが残ってしまった。(といってもここ何年も海に泳ぎには行っていないが)

予防のための虫除け剤も化学物質によるもの(子供への使用には注意とある。大人は死んでも構わないということだろうか?)と除虫菊やユーカリなどの天然素材があるらしい。(あのキンチョーで有名な会社は大日本除虫菊株式会社という名称らしい。どうでもいいことだが知らなかった。)選ぶなら天然素材ものにしようと思う。しかし、化学物質系の方が効果が高いらしい。相変わらず化学物質は食べ物も含め恐ろしい世界だ。

マダニやスズメバチなど死に至る虫たちも居るから、自然界からの逆襲を受けないように注意が必要だ!

今後の為に虫などによる肌のトラブルの対処法をまとめておくので、花や木の鑑賞が好きな皆さんは気をつけて!

(あと可愛い娘さんを持つ親御さん、美しい女性に近づこうと思っている男性も気をつけて!)


※皮膚科を受診する際、刺された虫をビニールに入れて持って行くと治療の手掛かりになるとのこと。
  • スズメバチ:激しい痛みや腫れを生じるため、安全な場所で休ませて患部を冷やす。刺された後に呼吸困難などの強いアレルギー反応が出た場合は救急車を呼ぶ。
  • ムカデ:激しい痛みを生じ”牙”が食い込んだ赤い斑点が2ヶ所できる。患部を冷やして薬を塗り、蜂と同じ強いアレルギー反応が出た場合は救急車を呼ぶ。
  • ドクガ(幼虫):毒針毛に触れると激しいかゆみを伴うぶつぶつが多発する。泡立てたせっけんをつけて毒針毛を流水で流してから薬を塗る。
  • イラガ(幼虫):毒のとげにふれると激しく痛み、腫れることもある。痛いときは患部を冷やす。
  • アブ:激しい痛みと出血を伴うため、患部を洗って止血してから薬を塗る。翌日以降に赤く腫れ、かゆみが出る。患部に熱感がある場合は冷やす。
  • ブユ(ブヨ、ブト):半日くらいしてから腫れやかゆみが現れる。かゆみが半年以上続く場合もある。出血している場合は洗い流してから薬を塗る。
  • マダニ:腫れやかゆみは少ないが、高熱や発疹が出た場合はすぐに医師に診てもらう。かみついたまま離れない時は無理に引っ張らずに病院で除去してもらう。

『Dr.夏秋の臨床図鑑 虫と皮膚炎』(学研メディカル秀潤社刊より参照)


nice!(1) 
共通テーマ:日記・雑感