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卒業検定 [社会]

近くにある自動車教習所は日曜日が「卒検」の日である。

今朝、出荷途中に「卒検中」のプレートを掲げた車を何台も見た。

車の免許を既に持っている私たちは全てこの「卒検」という登竜門をくぐり抜けて今がある。だからか、周りの運転者も「卒検中」の車には氣を使う。(私だけだろうか?)

例えば、交差点での進入やバイクで「卒検中」車の後ろに付く時などの車間距離などなど。。。

「卒検」は減点方式である。100点満点からスタートし、確認不足などがあると「マイナス10点」とか。70点以上で合格である。

バイクの時に思い出すのが「一本橋」である。幅30センチの長さ15メートルの線路のレールのような上を脱輪せずに何秒以上かけてゆっくりと通過するというもの。排気量によって秒数が長くなるのである。私の場合、卒検の試験官に後で言われた。「秒数ギリギリでしたよ!」と。脱輪は一発不合格と脅されていた。実は途中で脱輪しそうだったので一気に駆け抜けてしまった。あの「卒検」のドキドキ感はもう体験したくないので限定解除しないままでいる(小心者)。

私たちの人生の「卒検」はやはり、死んだ後ということになる。

閻魔大王に、先ほど終えたばかりの人生ドラマを大型スクリーンで見させられ振り返るのだろう。減点方式なのだろうか?

そこであの世での行き先を判定される。「天国!」「地獄!」「やり直し!」かどうかは死んでみないと分からない。

でも過去の過ちは誰にでもある。善行100%の人のみ「天国行き」なら不可能である。善行51%対悪行49%で「天国行き」ならまだ後半人生で挽回も可能である。私は後者を信じたい。

過去は消せないから、今からの人生でやり直しがきく(上書き修正が可能)方式でないと後半人生に希望が持てないではないか!?

過去の悪行を上書き修正する為にも、今後、善行を積んで生きましょう!(てか私だけ?)


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