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ドラマ「風のガーデン」 [ドラマ]

ドラマ「風のガーデン」全11話を観終えました。脚本家:倉本聰氏の「北の国から」「優しい時間」に続く富良野三部作で、どれも甲乙付け難い名作でした。俳優:緒方拳氏の遺作となったドラマです。

風のガーデン DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
wikiによると、この作品を取り終えて2日後に制作発表、当然、緒方拳氏も出席(この時の模様は最終話のDVDに特典映像としてあります)、その5日後に緒方氏はあの世に旅立たれるという、まさしくこのドラマの続きのような話です。タイトル題字は緒方拳氏の筆によるものです。
自分の死や家族の死という終末をどのように迎えるのか、主人公も46歳と私たち世代なので非常に考えさせられました。前半の3話までは東京や最先端医療現場が舞台で、都会や病院が苦手な私としては退屈な感じでしたが、4話から舞台を北海道富良野に移してからは、笑いあり、涙ありで、風景と共に癒されました。


ドラマ「優しい時間」では父親と息子との関係でしたが、今度は、娘と息子との関係となり、私も息子も娘も居るのでまたまたダブらせて観てしまいました。「優しい時間」で十分満足していましたが、三部作で自分の中でもいろんな事が完結することが出来て幸せです。

人は必ず「死」を迎えます。しかし、逃げているというか、避けているというか、考えないようにしていますが、こうしてドラマを通して疑似体験出来て本当に良かったです。残りがいつまであるのか分かりませんが、日々大切に生きていこうと思います。ありがとうございます!


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