終わりを知ること [社会]
自分の為のカレンダーを生まれて初めて買ったかもしれない。
カレンダーというと頂けるものと勘違いしている。
しかし、身銭を切って自分の為に何が必要なのか?考えて500円出してA2サイズの年間が1枚で表示しているものを購入した。
というのも…ラジオで患者さんの最後を看取るお医者さんが「自分の終わりを知って、今を生きること!」を提唱されていた。余命を告げられると・・・自分の命の終わりを知り、逆算で物事を考え始めるので、充実した終わりを迎えられるというのだ。逆に余命が分からないと、いつまでも生きられると錯覚するので、死に際に後悔をするのだという。
私は44歳だが、知った同級生で亡くなった子が5人も居るから、いつまでも生きれるという確証は無い。
戦争が始まる前の約100年前の1920年は、平均寿命は43歳。私たち世代のほとんどは死んでいるのである。
「いつまでも、あると思うな親と金。無いと思うな運と災難。」
年間を一覧表示した大きなカレンダーを眺めていると…2015年は始まったばかりであるが、2015年もいつかは終わりを迎えるのである。なので、お医者さんが言うことが少しだけ分かってきた。このカレンダーに早速いろんな書き込みを開始した。今年こそはやり残したことが無いようにしたいものである。
世界情勢も含めて、いつもとは違う密度の濃い一年になりそうな予感がするのは私だけだろうか?