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ドラマ「花燃ゆ」-5 [ドラマ]

ドラマ「花燃ゆ」を観た。12.8%と同作ワーストを更新とな。だからどうした!?こちらは毎回涙して涙活して癒されている。感性は人それぞれだから仕方ない。それぞれが信じる道を突き進もう!

第5話は…黒船密航という国禁を犯した吉田寅次郎(松陰先生)と金子重乃輔が、江戸から籠に入れられて萩に戻ってくる場面。

武士である寅次郎は野山獄へ収監され、商人の息子である重乃輔は道を挟んだ岩倉獄へと収監される。 

萩散策で野山獄・岩倉獄跡地を訪れたことがあるが、岩倉獄は「こんなに狭い敷き地なんじゃぁ…」と驚いたのを思い出す。身分の高い士族は個室。士族以外は狭い部屋に多くで雑居。もしも、当時捕まれば、農民の私は岩倉獄行き。現代社会は士農工商という身分制度が無くなり良かったなぁ…と胸を撫でおろす。

寅次郎「金子君!」

重乃輔「先生!」

と別れ際、叫んでいたが年齢差を調べたところ…

吉田松陰:グレゴリオ暦1830年9月20日生まれ、金子重乃輔:1831年3月26日生まれ…と身分の差こそあれ、今でいう同じ学年である。重乃輔は23歳で獄中で病死(といっても、江戸からの搬送中もお腹の具合がかなり悪かったようだ。籠で搬送途中の糞尿の処理も身分で扱いが違ったようだ。籠を人が担いで下田から萩までの1000キロを数ヶ月。相当細菌にやられたのだろう。)松陰(先生)は29歳で斬首刑。

その差6年、恐らく死ぬまでの6年間、重乃輔の事を忘れることは無かったのではないだろうか?獄中にあっても食事を切り詰め、その浮いたお金を金子家に寄付している。

http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/special/hakunetsu/index12.html

連続ドラマをリアルタイムで観るのは久しぶり。(DVDで全話一気に観ることはあるが)こうして1週間の間に色々と当時を深堀りするのも結構深みが増して面白いなぁ…。


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