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ドラマ「花燃ゆ」-9 [ドラマ]

学園大河ドラマ「花燃ゆ」第9話【高杉晋作、参上】を観た。

何故だか分からないが(年齢と共に涙腺が緩くなったのか?)最初から涙が出っぱなしだった。

今から17年前、明治維新の歴史本を読んでいて…「幼名は春風(はるかぜ)、幕末の風雲児」という一節に心を奪われた。動けば雷鳴の如く、発すれば風雨の如しと称えられる高杉晋作である。それ以降、高杉晋作のファンになった。高杉晋作に似ていますね!と言われたこともある。今思えば…若干、破天荒だった生き方を揶揄されたのかもしれない(笑)。そして社会に発する機会をブログという形で得た際に、「はるかぜ」をいただいた。

高杉晋作を演じる高良健吾氏の目力が凄かった。まさに適役である。なんと龍馬伝では伊勢谷友介氏が晋作を演じていたとか。こちらもいつか必ず!観たい!時代を平行して二つの幕末ドラマを観るのも面白いかもしれない!

約束された将来(藩の重役)があり、裕福で三味線や酒や女遊びしながらも「つまらん!」とばかりこぼす晋作に、先に松陰の下で学ぶ幼なじみの久坂玄瑞が…「つまらんのは、お前がつまらんからじゃ!」というシーンはまさにその通り!と現代に通ずる代弁で感動した。

花燃ゆ立志.jpg

これは松陰が晋作に問うシーンである。晋作は即答できなかった。ここで晋作は自問自答して変わるのである!

晋作の家から松本村の松陰の家まで自転車で走ったことがあるが、かなりの距離がある。夜、親の目を忍んで、走って駆けつけたと聞く。恐らく当時の武士の走り方で…両手を腰骨に当ててサッサと走る、あの独特の走り方である。忘れてしまったが、当時の時刻…例えば丑三つ時に出発して、何とか時に着いてとか学んだが、かなり早かったという。それだけ「学ぶ」のが楽しかったのだろう!

私も小・中・高・大と学んだがほとんど役に立っていない。しかし、こうしてドラマや映画や本やインターネットや実社会で学ぶのが楽しい。学歴など関係ない。それを晋作がこれから証明してくれることであろう。身分を問わず共に松下村塾で学び、上海へ渡り世界の現状を目の当たりにし、身分を問わない騎兵隊を創り、尊皇攘夷(外国を打ち払い、王政復古)へとかじを取るのであるから…。

益々ドラマ「花燃ゆ」から目が離せない!

あなたは、何を志しますか?


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