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日本妖怪大全 [本]

「ぬえ」という妖怪を教えてくれた後輩から『図説 日本妖怪大全』なるものをお借りした。あの水木しげる氏のペンによるものである。


あとがきから抜粋

南方熊楠(みなかた くまぐす)などは、生命現象、すなわち、生と死を一つのセットと考えていたようだ。生の間は物質化しているから、見たりさわったりできるが、死のときは”霊”とか”妖怪”にかかわりのあるものに化するわけだ。それを”見る”には”脳力”という純粋な知覚力を高めないと見られないという。すなわち、邪心をもって見るとだめで、宇宙と一体化するような純粋な気持ちが大切らしい。もっともな説だ。

※南方熊楠 (菌類学者・民族学者)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%96%B9%E7%86%8A%E6%A5%A0


私が住む限界集落は”いもり”というのだが、その名の妖怪も居るらしい。隣の町では、今も秋にお祭りがある”狐の嫁入り”という奇祭があるが、それも紹介されている。他にも知りたかった”件(くだん)”や”八咫烏(やたがらす)”もある。1日1妖怪読んでも428日かかる。

純粋な気持ちで、目に見えないことも大事にして生きましょう!

図説 日本妖怪大全 (講談社+α文庫)

図説 日本妖怪大全 (講談社+α文庫)

  • 作者: 水木 しげる
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1994/06/14
  • メディア: 文庫



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