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ドラマ「花燃ゆ」-13 [ドラマ]

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第13話【コレラと爆弾】を観た。

高校で歴史を選択する際に日本史か世界史に分かれる。本来なら両方とも選択できてしかるべきであるが、大学受験で「日本史」or「世界史」な為、時間効率を考えてのことなのだろう。でも同時並行的に学べると複眼思考で物事がよく理解できるはずである。そんな中、私は世界のことよりも日本が知りたい為に「日本史」を選択した。

その日本史の先生の授業は面白かった。教科書の内容に付随した教科書に載っていないエピソードをあたかも自分が見て来たかのように話すのである。進学校でありながらも落ちこぼれの寄せ集めのようなクラスだったが、皆その授業だけは先生に質問したり、話の内容に大いに笑ったり、授業をちゃんと聞いていた(笑)。

今思えば、大河ドラマを観るが如くだったのだろう。20代の若者にこの話をすると…「私が通う高校の日本史の先生は糞みたいな先生でした。」先生によって授業も面白くも糞にもなるのだ。

大河ドラマが面白いのも、歴史の史実だけでなく、そこに生きる人間を、あたかも自分がその現場に立ち会っているかのように垣間見ることが出来るからである。そして、知らなかったことに興味が湧いて自分で調べてまた面白みが増す。

梅田雲浜(うめだ うんぴん)という小浜藩の思想家が登場する。外国人排斥という攘夷派の急先鋒で、朝廷の意に背きペリーとの条約を締結した幕政を批判。まさに尊王(朝廷を尊ぶ)と攘夷という二つの流れが一つの流れの尊王攘夷に合流する。しかし、安政の大獄で囚われ獄中死する。享年45歳。年齢といい名前といい他人事とは思えない(笑)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%85%E7%94%B0%E9%9B%B2%E6%B5%9C

「龍馬伝」は一週間で1年分を一気に観てしまったが、リアルタイムでの大河ドラマは1週間の間にいろいろと自分で調べて、自分なりの大河ドラマを楽しめるのも「ダメよ~!ダメ!ダメ!」では無く、その反対で…「イイよ~!イイ!イイ!」

この機会に面白く歴史を学びましょう!(生徒に糞みたいな先生と言われないように、我々大人も努力しましょう!)


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