SSブログ

ドラマ「花燃ゆ」-16 [ドラマ]

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第16話「最後の食卓」を観た。

安政の大獄に際し、江戸送りとなる松陰が萩での最後の夜、獄中から自宅に戻るのが許されるのである。許されるといっても司獄の配慮で、藩には内緒で夜明けまでの数時間だけなのだが…

母との最後の別れのシーンは…涙、涙だった。

ドラマであるので史実と異なるのは十分承知だが、野山獄の責任者である司獄:福川犀之助(さいのすけ)も松下村塾の塾生の一人である。恐らく、最初に獄につながれた際、囚人でありつつも松陰の人柄、考え方、言動、姿勢に心を打たれたのではないだろうか?

その福川犀之助の配慮で江戸送りになる最後の夜、自宅に戻すことを許可するのである。松陰より4歳年上であるが、年齢や身分や立場には関係なく学ぶ姿勢が素晴らしい。

福川犀之助はこの一件が発覚して後に処罰を受けるのだとか。

そこまでしてでも、松陰を思うのも、それほどまでに松陰が素晴らしかったのだろう。

身分制度は無くなった現代社会とはいえ、身分や年齢や立場に関係なく学ぶ姿勢は忘れずに居ようと感じた。


nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感