映画「壬生義士伝」 [映画]
2004年日本アカデミー賞6部門受賞作品:「壬生義士伝」を観た。
飲みながら観たせいか、後半、涙が止まらなかった。涙活(たまには泣くことでストレス解消できる涙を流す活動)が出来、良かった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A3%AC%E7%94%9F%E7%BE%A9%E5%A3%AB%E4%BC%9D
浅田次郎初の時代小説らしい。
今、観ている大河ドラマ「花燃ゆ」は幕府を倒す長州の物語であるが、反対側(幕府側)からの視点(新撰組)も観てみたくなったのだ。
食うに困ることは無い現代日本。でも150年前までは武士でも食うに困る時代があったのだ。
そんな岩手の下級武士が銭の為に人を切る新撰組に入隊。岩手では剣術や学問の先生であった武士(中井貴一)が何故、脱藩までして新撰組に入ったのか?後半、分かるにつれて涙なくして観れなくなった。アカデミー賞を総なめしたのも分かる気がする。
今はある程度自由な世の中である。勉学の自由、職業の自由、結婚の自由、移動の自由、書き込みの自由etc。しかし、自由では無かった時代がつい、そこまであったのだ。
もっと、自由を噛み締めながら(感じながら)彼ら(ご先祖様)のためにも生きよう!と感じた。
今まで敬遠していたが、時代劇もいいもんですね。反対側を知って、今の有り難さを知る。いい映画やドラマを観ましょう!謙虚に成れるかもしれませんよ~!食わず嫌いは良くないですね…世界を自分で狭くしている。