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聖徳太子(せいとくたこ)の予言 [精神世界]

今、聖徳太子(しょうとくたいし)が話題になっているという。

一つは…現在、公開中の映画「ビリギャル」で学年ビリの女の子が偏差値を40上げて慶応大学に合格した実話。でのエピソードで「聖徳太子」を太った子供と思い込み「せいとくたこ」と読むシーン。

これを観たお笑い芸人が、「『しょうとくたいし』と読む私たちの常識を疑った方がいい!」と述べていた。まさにその通り。初めて目にするものを言葉にするのは難しい。例えば、UFOや宇宙人や謎の生物や映像を初めて見た場合など。

そしてもう一つは…予言者としても有名な聖徳太子が残した東京の未来。

「私の死後二百年以内に、一人の聖皇がここに都を作る。そこはかってない壮麗な都になり、戦乱を十回浴びてもそれを越えて栄え、一千年の間、遷都はないだろう。 だが一千年の時が満ちれば、黒龍が来るため、都は東に移される」

「それから二百年を過ぎた頃、今度はクハンダが来るため、その東の都は親と七人の子のように分れるだろう」

622年聖徳太子没。当時都は奈良。その後794年桓武天皇が都を京都に移す。鳴くようぐいす平安京。その約千年後、黒船がやって来て、明治維新。明治2年(1869年)京は東京に移る。

それから200年後といえば2069年である。

http://news.livedoor.com/article/detail/7634144/

しかし、上記記事には話がすり替えられ来年の2016年という話になっている。

「クハンダ」とは仏教用語で末世に現れる悪鬼だとか。真っ黒く汚れた禍々(まがまが)しい存在で、人の肉体も精神も真っ黒に汚してしまう性質を持っているとか。

ここは私は重要だとは思っている。「せいとくたこ」と読み太った子供と想像する純粋な人も居れば、「クハンダ」のような腹黒い人も居る。 

24の文献を研究調査した人の記事によると、聖徳太子が予知能力があったことは「日本書記」にも残っているので事実だろうが、予言の内容は後世の人が後付けの可能性が高い。既に起こったことをあたかも当時に残したように。そして最後のクハンダに関しては残っていない。現代に入り、誰かが映画の脚本のようにハルマゲドンを期待して追加した様子。

2069年の少し遠い未来ではピンと来ないので2016年に起こるという話に持っていくのと同じように。

私としては斉藤一人さんのおっしゃる「今回で生まれ変わりが最後ですよ!」という話の方が好きだ。人は何万回と生まれ変わって、それが今回最後だとしたら?…集大成の生き方をしたいものだ。

聖徳太子の予言が、後付けの話だったとしても「末世」であることは感じるから、もっと本気で生きるために、映画の脚本に乗ってみるのも悪くは無いかも!?


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