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ドラマ「空飛ぶタイヤ」 [ドラマ]

2009年WOWOWにて放送されたTVドラマ「空飛ぶタイヤ」を観た。

原作は「半沢直樹」「下町ロケット」の池井戸潤氏。

2002年に現実に起きたトラックの脱輪による死亡事故、リコール隠しを基に小説は書かれ、「HOPE」自動車・「HOPE」銀行などの財閥グループという架空の設定で作られている。

こちらも「下町ロケット」と同様に大企業と中小企業の戦いだが、人が一人亡くなっているだけに、「下町ロケット」とは違う重苦しい雰囲気で展開していく。

自動車整備会社を経営する友人が居るだけに、これは是非観てもらいたいと感じた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E9%A3%9B%E3%81%B6%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4

スポンサーが広告料を支払う民放放送では作れないドラマとあるが、有料放送だからこそ、良質なドラマが出来るのか?とも感じた。

「下町ロケット」と同じ製作陣、というより、このドラマが先で大好評だった為、「下町ロケット」が同じ製作スタッフで作られたのだとか。「下町ロケット」を観ずには死ねないと感じたが、ロケットは私たちの生活に繋がりが薄いが、このドラマは車という接点でいうと我々の生活にも密接に繋がっており、現実に起こった事件でもあるので、上かもしれない。

先日もタイヤ交換を自分でしていて、5穴のボルトの内、ひとつが磨耗・空転して締まらず、ネットで調べると「強度が20%落ちるので、走行せず、すぐに修理して下さい」という常識的な意見もあれば、「4穴でも2穴までは大丈夫」という無責任な人もいた。世の中には2種類の人が居るのは間違いない。

「責任を取ろうとする人」と「無責任な人」。このドラマで改めて教えられた。

※ラジオパーソナリティを務める妻役「本庄まなみ」が「お悩み相談室」をラジオで受け持っている。夫役「田辺誠一」が会社内部の悩みを抱え、「今日は『お悩み相談室』開いてる?」と聞いて・・・あたかも他人事のように相談するのだが、そんなお悩み相談出来る夫婦でありたいとも感じた。

空飛ぶタイヤ ソフトシェルDVDボックス

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2010/10/26
  • メディア: DVD



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