奇跡は起こる [社会]
甲子園を目指していた息子は、地方大会で初戦敗退。最後の夏が終わった。
本物に触れる体験をさせてやりたかったので、実際に聖地甲子園に連れて行った。
最初に観た関東一対高岡商の試合がスゴかった!
(次の沖縄、興南の逆転サヨナラもスゴかったが)
次の日の新聞では…負けていた高岡商の監督は「まさか追い付くとは」とあるように、大人なら半分あきらめや次の事を考えるだろう。
例えば最後の試合になるから控えの選手を出して思い出作りさせてやろうか!とか。
たまたま入れたのが三塁側高岡商アルプス席だったが、高岡商応援団は違った。
「あきらめたら、そこで試合終了」
という文字の入ったタオルを掲げて必死の応援。
写真を見てもらえれば気付くが、鏡でひっくり返したようなスコアおよびヒット数とエラー数。
まさに数字の神様兼甲子園の神様が何かを伝えたげである…のでパチリと途中経過をおさめた。
結果論ではない、途中の過程にこそ、真実があることを毎日毎日、泥まみれになりながらがんばった息子も感じたはずである。
この夏、皆さんも「本物体験」を是非!