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今後どこに住むのか? [社会]

私の子供たちが住む近くに「梅田」という地名がある。

梅の木も無いし、田んぼも無い。昔は田んぼがあり、梅の木が生えて美しい花や香りを振る舞いていたのかな?とロマンチックに子供たちに語ったこともある。

【災害の記憶を今に伝える日本全国「あぶない地名」この漢字が入っていたら要注意】という記事を最近読んだ。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44884?page=6

実は、先ほどの「梅」は埋(う)めに由来。土砂崩れにより砂が堆積した土地である可能性あり。人工的な埋立地の意味もあるのだとか。確かに低地で埋め立てで出来たような街であるので、菅原道真公が大宰府に左遷される道中に立ち寄ったとか言うノスタルジーにひたっている場合ではない。

勤務先に行く道中にも「鳴滝」という地名の看板があるが、おどろおどろしい感じの雰囲気の場所である。水音を立てる滝、水音の激しい急流という意味で、長崎県のその地名では実際に災害も起こったのだとか先ほどの記事にある。

確かに「鳴滝」=滝が鳴る、ほどの大水が出るから要注意と後世の人に伝えるべく、付けたと考えると先人たち、賢者の知恵である。

私たちが既に住んでいる場所を「よし!今日から引越しをしよう!」とはなかなかいかない。だが、これから社会人になって住まいをどうしようか?とか考える余地のある子供たちには伝えたいリストである。


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