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30センチ苗検証結果 [社会]

TOKIOのDASH村の指導者(故人)明雄さんが、田植えの際、30センチ苗を提唱して亡くなった。

http://harukaze0013.blog.so-net.ne.jp/2015-05-20

通常、苗3~4株が分けつして収穫時に18株ぐらいに成長して終わる。

機械の限界がある。最大で22センチ間隔なのだ。恐らく、沼地のような田んぼを走行しながら植えるので、これが限界なのだろう。

当然のことながら、機械の限界を知ってなのか、DASH村では30センチ間隔で手で植えていた。

私は、この春、機械の限界を超える挑戦をした。

田植え機は、植える作業(兼ゆっくり走行)と路上走行がある。路上走行しながら植える機能を兼用したのだ。当然、スピードが速いので植える機能が追いつかず、ムラも出てくるし、旧式の手押しタイプなので、沼のような泥に足を取られて、身体が付いていかない。それでも手植えの苦労はしたくないので、実験と思ってチャレンジ。

せっかく、30センチ間隔に調整して植えたのに、後で苗が余ったからと言って、母が勝手に30センチ間隔の真ん中に植え継ぎをしていったので、結局15センチ苗に逆戻り。

一昔前、田中真紀子議員が小泉内閣に鳴り物入りで入閣し、あれやこれやと外務省改革をしていたところ、私のスカートを踏む人が居ると振り返ると、小泉首相だった。みたいな話があったと思うが、まさにこの感覚である。こっちが一生懸命アクセルを踏んでいるのに、身内にブレーキを踏まれて一向に前に進まない。改革とはこのように難しいものである。

しかし、難を逃れた30センチ苗が一列ほどあり、稲刈り時に切り株を確認をしてみると、40~45株ある。まさに明雄さんの提唱した通りの好結果である。

伸び伸びと育つ方が結果的に栄養を吸収して裕福になるだ。

密集して育つと栄養を奪い合い、風通しも悪く病気にもなりやすい。

関東大震災で亡くなった大半は、密集した長屋の火事による死亡だと聞いたことがある。間隔が狭いと火の手が一気に連鎖して共倒れになってしまう。住まいぐらい、出来ることなら間隔を開けて住みたいものである。そうはいっても家賃や土地の値段を考えると密集した場所を選ぶのはやむを得ないのかもしれないが、田舎に定住を覚悟であれば、広い敷地にぽつんと住むことも出来る。隣の家まで歩いて5分も掛かるので、隣の家が火事になっても、連鎖倒産は無い。

話が少し、ズレてしまったが、この30センチ苗は畑にも応用できそうである。多くの微生物を吸収することが出来るのだろう。カップラーメンを作る際も、お湯を注ぐラインがあるが、欲張って多めに入れてしまうが、味も薄くなってしまうのと似ている?美容師の人が言っていたが、化粧品とかも高価だからといって適量を削って使うと、効果も薄れるのだとか。

またまたズレたが、兎に角、資源をけちらずにダイナミックに使って生きましょう!

そうすれば目に見えない微生物のお陰で目に見えるリターンも大きい。

(他のワラと一緒になって収穫したので、籾の量や米粒の大きさなどは検証できなかったが、これは来年の課題としよう。ただし、スカートを踏まれないように身内への対策が必要である。情けないがこれも人生修行のひとつである。) 


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