慌てる乞食はもらいが少ない [社会]
「慌てる乞食は貰いが少ない」ということわざがある。
日銀が追加緩和80兆円を投入すると見越して、リハビリを兼ねて株式投資を最近復活させたのだが、まさにこのことわざの通りの私である。
ここで改めて、このことわざについて考えてみる。
意味:慌てて急ぎすぎると、結果的に失敗したり、かえって損をすることの例え。
注釈:少しでも早くたくさん貰おうと欲張る乞食は、施す人にその欲深さを見透かされて反感を買い、かえって貰い分が減ってしまうことから来る。
餅まきに参加したことがあるだろうか?
家を新築したり、神社でのお祭りなどで行われるアレである。
集まった群集が我先にと落ちてくる餅を奪い合うのである。皆が同じ行動を取るので結局1個か2個しか得られない。
でも、投げる側(神さま)からは良く見えていて、「さあ、終わった、終わった」と大人の乞食が帰っていった後、1個も拾えなかった子供たちに「まだまだ、あるよ!」とどっさり投げるのである。まさに取り放題・・・
最近のTPPに関しても、合意した!と言っても結局は米国議会で議決されない可能性だってある。(当初国務長官として推進派だったクリントン女史が反対を表明したし、ねじれ国会状態の多数派共和党は反対している。)
サービス業に従事していても感じるが、我先にとエゴ丸出しの人には、サービスする気も失せてしまう。こんなサービスをする側がちっちゃい乞食精神だがら、自業自得で自分も損をしてしまうのだろう。反省しきりである。
もっと大らかに生きましょう!