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農家は益々元気 [社会]

今年のお米の籾摺(もみす)り作業が終了した。

今年は一つの田んぼを畑にした為、耕作面積が少ないにも関わらず、米の収穫量が昨年よりも多かった。

豊作である。病気が無かったこと、一部30センチ苗で植えたこと、天候に恵まれたことなど一概に言えないが結果は正直である。

一袋約30キロの籾袋(玄米が入ったサヤ付きの収穫した状態の米を入れた袋)が約50袋。これを籾摺り機に入れる。入れると簡単に言ってもまず、抱えて来る。1メートルぐらいの高さに取り込み口があるので、通常はボウルなどですくってチマチマやるのだろうが、私は無駄な作業が嫌いである。重量上げの選手のように籾袋を持ち上げる。袋の口を取り込み口に入れ、チャックを開くと重みで自然と流れ込む。これを50袋分繰り返す。

今度は籾ガラと玄米に機械が行ってくれるので、玄米を袋に取り込む。30キロをデジタルで計る機械から1袋づつ倉庫に取り込む。この一連の作業を休みなく繰り返した。

籾袋30キロ×50袋=1500キロ

玄米袋30キロ×40袋=1200キロ

合計2700キロ、2.7トンを一人で抱えた計算になる。70歳を過ぎた両親にさせる訳にはいかないので立派な親孝行である。しかし、後継者の居ない農家は高齢になってもこれをやらなければならない。農家の人で太った人が居ない理由がお分かりだろうか?

明日かあさって(笑)は筋肉痛必至。今日はお酒を飲んで早く寝ます!

疲れたけど、心地よい疲れである。

身体も脳も使わないと衰えるというが、農家が長生きで益々元気なのもわかる気がする。


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