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米袋60キロ [社会]

先日、運送会社に米袋30キロを持ち込む際の2店舗の人の対応の違いを記事にした。

しかし、今回、驚くべき、私にとっては事件のような感動することが起こった。

毎年、JAに収穫した米を供出米(買い取ってくれる米)として提出する。

引き取り業者は運送会社(前回記事の会社とは別の大手企業)である。

私の家まで大型トラックは入らない。数年前、父が倒れた際、救急車を呼んだが、家の前まで入れず、病院搬送まで119番をコールして2時間も掛かった。自分で病院に搬送した方がよっぽど早いことが分かった程、辺ぴなところに住んでいると思って下さい。

去年までは事情通なのか小型車で集配に来ていたが、今回は他の集荷が多いのか大型車(聞くと8t車)で来ようとしていた。当然のことながら、家の前まで入れない。

二人の男性が歩いて訪問。

私「トラックまで約100メートルありますから、トップカー(※運搬用の作業機械)出しましょうか?」

と言うと・・・

お兄さんA「大丈夫です!いけるよな?」

お兄さんB 「大丈夫です!」

私「じゃぁ1袋は私が抱えましょう!」と言うと・・・残り3袋。

ちなみに1袋は30キロ。

若いお兄さんBが2袋を抱えて走り出した!

1袋(30キロ)でも疲れる作業なのに・・・ 

私「マジッすか!?」 と言う声と共に三人が米袋を抱えて走り出した。

歩いてえっちらほっちら運ぶものでも無い。過酷な故に走って早く終わらせるしか無いのだ。

なんと米袋2袋(60㌔)抱えるお兄さんBさんの方が私(米袋30㌔)より運搬スピードが早いのだ! 

言い訳をさせていただくと、お兄さんBは運動靴、私は家の前まで昨年同様来てもらえるものと思っていたので、指示だけして自ら運ぶとも思ってもいなかったので草履(ぞうり)である。

60㌔というのは私の体重が53㌔だから大人一人をお姫様抱っこして100㍍走るようなものだ。

「いやぁ感動しました!」と私が言うと・・・運搬後の清々しい笑顔を見せながらも「えらいっす!」と言う。※えらいというのは山口弁でキツイとかシンドイとか疲労度が高いことを示しており、決して俺は偉いんだぞ!ではありません。 

若いっていいですね!体力も気力も知力も充実させて生きましょう! 


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