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もうお腹いっぱい [社会]

山口県は人口が少ない割りにコンビニが多いのだとか。

東京のように2キロ圏内に30軒もコンビニがあるのとは比べ物にならないが、便利な世の中である。

最近も帰り道に新しく出来たコンビニに寄ってみたいのだが、大した用事も無いので利用することも無く数ヶ月経過。

バイク通学をする息子の為にと、ハンドルウォーマーをネットで買った。受取を自宅にすると・・・『お金も無いのに、また、何か買いよって!』と無駄な詮索を親からされるので、帰り道の新設コンビニにて受取を初めてしてみた。

それにしてもamazonは安い!

小売店で3,000円するものが、amazonでは新品で2,200円で買える。(しかも、配送料無料で自宅まで届けてくれる)

この仕組みはどういうことか?というと・・・amazonは海外企業の為(サーバーが海外設置のため)日本国内企業としての税率をまぬがれるのである。故に国内企業よりも粗利を下げて価格設定しても、薄利多売で(取り扱い規模が半端なく多いため、ネット通販国内最大手:楽天の数倍)も十分儲かるという仕組みなのである。

地元小売店に親戚縁者友人知人がおり、そこでの付き合いや儲けさせてあげるという温情が無い限り、新品であるのでamazonで十分なのである。(益々amazonが儲かり、国内企業が衰退していくのに加担しているという事実はあるが、生きる私たち個人も背に腹はかえられない。国内企業が企業努力を日進月歩していただくしかないのである。)

話が横道に反れたが・・・私が勤めるコンビニでは13桁の「払込票番号」なるものを通知すれば、本人確認の意味もあり、手続きが進む。他チェーンとはいえ、似た仕組みと思い込み、amazonからの詳細通知メールを確認せずに、番号と免許証を持参した。

私「amazonから本日配達予定というメールをもらい、商品を受け取りに来ました。」と言って免許証を見せた。

すると新人らしき年配女性がamazonの箱を持ってきて「こちらですね!」と私の名前が入った箱を見せた。

いざ、手続きに入ろうとすると・・・初めてのことなのか、動揺して奥のスタッフルームへ。

すると、20代の社員のような女性が現れて、「まず、こちらの機械で番号を入力していただきます!」と丁寧に案内を受けた。

そして私が持参した番号を入力すると「第2番号を入力」と出る。これは想定外だった。

私「ごめんなさい、初めての利用で第2番号というのがあるのを知りませんでした。」と言うと・・・

親切な店員さん「少々お待ち下さい。ご本人様であるのは間違いないので、本部に確認してみましょう!」と備え付けの電話で交渉。先方よりamazonに交渉してみては?となったのだろう。一旦電話を切って「amazonに確認してみます!」となった。途中「私の不手際ですから、また後日来ますよ!」と伝えるも、「せっかくご来店いただいたのだから」としばらくやりとりをされること約10分。

実は私、その日、勤務先のオーナーより私の母宛にアイスクリームのプレゼントをいただいていたのだ。

車の中で放置したのが気になるが、一生懸命私の為に対応をされる女性に、そんなちっちゃい事を伝えることが出来ず待つ。結局、amazonから通知された第2番号が必要とのこと。

アイスクリームが溶けようが、商品が目の前にあっても受け取れずであろうが、私はこのお店というよりこの店員さんが気に入った!また同じ時間に来て感謝を伝えよう!とお腹一杯で帰宅の途に付いた。

私も同じ業界に勤める者の立場として、見習おう!と感じた。やっぱり、世の中「人」なのである。

当初対応してくれた年配女性も初めての経験を学びにするために一生懸命何かメモを取っておられた。

手ぶらで帰るのも悪いので、そのチェーン店にしか置いていないカレーを買って帰った。どんだけカレーが好きやねん?(笑)お店としてこんな「ついで買い」を誘うのもいいお店の条件のひとつである。 

良いことも悪いことも「人の振り見て、我が振り直せ!」で生きましょう! 


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