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原油1バーレル30ドル [社会]

原油1バーレル30ドルを割れてきた!というが、1バーレルってどんな感じなの?と思わないだろうか?

うちの農園にも何故かドラム缶が転がっている。耕運機を動かす軽油をドラム缶単位で買っていたのだとか。

ガソリンスタンドとかで見かけるドラム缶が200リットル。1バーレルは159リットルなので約8割入った状態と考えるとよいだろう。

1ドルを118円として、30ドルは3540円。

1バーレル(159リットル)=3540円。ということは・・・リッター22円!

ガソリンがこの辺りでリッター111円と安くなったと聞くけど、それでも高いのである。

1年半前までは3倍の1バーレル100ドルだったが、ガソリン代が300円だった記憶は誰もないだろう。原油が1バーレル30ドルでも誰かが儲けているのである。

1バーレル30ドル→1リットル22円といってもドロドロした原油の話であり、タンカーで輸送したり、精製したり、陸路で輸送したり、経費や利益が加算されて末端価格111円。

我が町徳山(周南市)も、かの「難にありて、人を切らず」の出光が撤退して寂しくなったが、石油は儲からないのだろう。

アメリカの開発した岩盤から抽出するシェールガスはコスト1バーレル70ドル掛かるらしい。1バーレル30ドルなのに何故続けるのか?うちの農業は赤字なのに何故続けるのか?に似ている(笑)が、今後、あっと驚く秘策があるらしい。

目先に囚われずに、長い視点で物事を見ましょう!

それにしても、ケンタッキーフライドチキン店で「バーレル」でチキンを買う人の気がしれない。なんせ1バーレル159リットルなのだから!

難にありて人を切らず―快商・出光佐三の生涯

難にありて人を切らず―快商・出光佐三の生涯

  • 作者: 水木 楊
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: 単行本



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