遺伝に感謝 [社会]
私は小学6年生の時、卒業アルバムに載せるクラス全員の住所録(今は個人情報の観点から有り得ないが・・・時代が変わったものだ!)と氏名を私が先生より指名されて直筆した。
他の2クラスは女子が担当したのに対し、我がクラスだけは男(私)だった。理由は・・・学級委員長であり、なおかつ字が綺麗だからということ。
これだけは後世に残る特典として与えられたのだと思う。当時(今振り返ればそれが初恋なのだが)好きだった女の子の名前と住所だけは誰よりも心を込めて書いたのを今、思い出した。
今、見返すと・・・女子の字では無いゴツゴツした男の子の字である。社会人になって「書道やっていたんですか?」と聞かれることが多々あったが、「無いんですが、母の遺伝なんですよ~!」と答えることにしていた。
というのも・・・男兄弟3人なのだが、兄と弟は字がきたない。何故か私だけ綺麗と言われる。同じ遺伝では無いのは確かだ!母の字は綺麗であり、父の字は独特だが、綺麗の分類では無い。
正月に兄が帰省して・・・「最近、前髪が後退してきた!おじいちゃんがツルツルだったから隔世遺伝だろうか?」という話題になった。私たちの父は74歳だが、全然禿げていないし、その兆候も無い。しかし、記憶や写真では祖父は両サイドだけあり、てっぺんはツルッつるであった。私も隔世遺伝の覚悟はしているが、兄のような前髪が後退する兆候は有難いことに無い。兄との年齢差4年後には起こるのかもしれない。とは言え、既に数年前から兄の後退は言わないだけで私は気づいていた。
先日見た映画「あと1センチの恋」の主人公リリー・コリンズはあの禿げているけど、素晴らしいミュージシャン:フィル・コリンズの娘と知ってビックリした!フィル・コリンズも髪はともかく美形であることは間違いない。リリー・コリンズはとにかく眉毛が濃いのが印象的だが、フィル・コリンズの娘と知って、関係ないけど、胸毛が濃い男性が頭は禿げる話を思い出す。ホルモンバランスらしい。
「あと1センチの恋」も「アバウト・タイム」と同様もう一度観たい素敵な映画であった。
うちの家系も兄弟3人でホルモンバランスを保っているのかもしれない(笑)。