映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」 [映画]
カー・アクション映画「ワイルド・スピードSKY MISSION」を観た。
邦題は「ワイルド・スピード」だが原題は「THE FAST AND THE FURIOUS」
FASTは速いというのは分かるが、FURIOUSは猛烈な・荒れ狂う・すさまじいという意味。観てこの意味がやっとわかった。
18歳になる息子がこの映画シリーズが好きというのは知っていたが、私自身観たことは無かった。
子供に阿(おもね)る:機嫌をとってその人の気に入るようにする、つもりは無いのだが、子供の思考とか興味・関心事を知るためにとりあえず大ヒットしたという最新作(7作目)を観ることにした。制作費約220億円(1ドル115円換算)に対し、1,330億円の興行収入という6倍の投資効果にも興味があった。オープニング記録や配給元のユニバーサルとしても上映8日目で北米興行収入2億ドル最速突破(映画のスピードと同様)記録という実績を持つ。
感想を一言でいうと・・・「ミッション・インポッシブルと似た感動」であった。
私も男なので車は好きなので(というか嫌いじゃない程度)すっかりハマッてしまい、シリーズ3作目「TOKYO ドリフト」1作目、2作目「X2」と観始めた。
残念ながら・・・本作でのクランク・アップを前に、プライベートな皮肉にも交通事故で、シリーズ当初からの準主役ポール・ウォーカーが亡くなったのだとか。そういった意味でも過去作が益々観たくなった。
死亡原因は友人の車の助手席に乗っていて、制限速度75キロのところ160キロ出しており、コンクリート製の街灯に激突し爆発、炎上。その場で死亡確認。
子供がFR(フロントエンジン・リア駆動)車が好きというのは、ドリフトとかに興味を持っているのかもしれない。しかし、この映画シリーズでもクラッシュ・シーン多数あり、ポールの事故死などを教訓に言い聞かせてやることが出来る!と改めて映画を観て良かった。しかも、子供が免許を取る前、車を買う前で良かった。
子供の思考や興味・関心事から、親として子供が悪い方向に行かないように軌道修正してやるのも親の役割かもしれない。子供にとっては未知なる世界でも、親からすると過去に通った道であることもある。
やはり、生きてこそ!だから・・・。
生きていれば、人生なんとかなる!