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コミック「僕だけがいない街」 [コミック]

マンガ大賞3年連続ランクイン「僕だけがいない街」を読み始めた。

映画になっているのも知っている。アニメもあるのも知っている。

でも、ここ最近「原作」という素材そのものの面白さに気付いて、今回は「原作」から入ろうと思った。

「原作」が面白いから、「ドラマ」化したり「アニメ」化したり「映画」化しようとしたりするのだろう。「これならいける!」みたいな感じで・・・。

あまり、サスペンス(殺人事件)などは好きでは無いのだが・・・○○大賞に選ばれる作品というのは「面白い」のは事実だからかじってみよう。

重大な事件や事故が起こる直前にもう一度タイムスリップする体質を持つ漫画家志望の(デビューはしているが、食えずピザ屋の配達でアルバイトしている)青年にまつわる物語。

一度経験した場面をもう一度追体験する(本人は「リバイバル」と呼ぶ)ので、しかも事件や事故が起こるのが前提なので、それを防止する為に(本人は面倒くさいから嫌なのだが)何か違和感が無いか探す。そして、その「違和感」を取り除くことで事件や事故が起きるという未来を変えるのだ。その特殊能力を持つ彼にも忘れ去りたい過去があった・・・。

いやぁ実に面白い。時々記憶喪失になり、自分という人間を数秒で追体験する無駄な能力を持つ私もこのマンガを参考にして、もっと世の中のお役に立てるかもしれない。

最近特に感じる「デジタル」から「アナログ」化、「出来合いのもの」から「自分で作る」、「与えられる」よりも「自分からつかむ」、「アニメ・映画・ドラマ」よりも「原作」・・・という大きな流れがある。

私の場合、全巻借りて一気に読んでしまう性格なのだが、それだと楽しみも一気に終わる。「終わりたくないよ~」というもう一人の自分が居るので一巻ずつ借りて読むことにした。そうしたら、少し未来が変わった氣がした。 

日々、少し先に何かちょっとした楽しみがあるというのはいいもんだ。 

 


僕だけがいない街 (1) (カドカワコミックス・エース)

僕だけがいない街 (1) (カドカワコミックス・エース)

  • 作者: 三部 けい
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2013/01/25
  • メディア: コミック


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