今日は何の日?親友の誕生日 [社会]
NHKラジオである時間帯に放送される「今日は何の日」。いろいろな語呂合わせの日の紹介だったり、歴史的史実の日だったり、昔はこのブログでも記事に困って紹介していたことがある。てか、困るほど義務で無理やり書くことは無いのだが(笑)。
今日は何の日?
今日は私の人生観を変えてくれた親友の誕生日なのである。そんなの知るかぁ・・・!というお声も聞こえるが、個人が情報を発信出来るようになると、こんなことも有り得ますよ!という感じで・・・宇宙が拡がっているんだから、これもその一部である。
私は高校時代、背が低く1年生で155センチしかなかった。故に自分に自信がなかった。背が高い人がモテる3高(高身長・高学歴・高収入)の時代でバブル時代に大学に入学した。
大学1年で身長は164センチまで伸びたのだが、背が低いコンプレックスは引きずっていた。しかも田舎の大学ではなく、大阪の私立大学。
私は音楽を演りたくて(高校3年生の卒業ライブでベース初心者ながらも、浜田省吾やアースシェイカーの曲をステージで演奏したのが、とても気持ちよくって)大学に入り、軽音楽部はハードルが高いので軽音サークルの門を叩いた。
そこで出会ったのが今日誕生日の彼である。
私とほぼ同じ身長のその同級生が何をやるにしても、めちゃめちゃがんばっていて、性格良しで話の面白い人気者だった。その彼が先輩に推挙されて2年生の夏から約100人をまとめる部長になった。私は彼を補佐する役割で、田舎ものでおとなしいが世話好きな私が大抜擢された。
私はその役職の一年間(下宿も彼と近く、私の引越し先のアパート建築が間に合わず、1ヶ月彼のマンションに同棲していたこともある(笑))彼を見てきて、私の人生観が180度変わった。男は、背の高さでは無いのだ!と。
男として何が大事なのか?
それは「人の良さ」「優しさ」「行動力」である!と。外見や身長では無いのだ・・・と。
彼は部長(部のトップ)だから、で~んと座って指示を出して同輩や後輩にやらせばいいものを、率先して自分で動くのだ。トラブルがあってもまさに率先垂範型で解決していく。
社会に出てからも、私はこの時の彼との経験が良い意味で生かされていたと、今振り返って感じる。
人との出会いが人間の性格までも変えることだって有り得るのだ。
子供たちにも良い友達に出会えるように願っている。
親に出来ることは環境を整備してあげることぐらいしか出来ないが。
皆様にも良い出会いがありますように!